マネーの虎を本気で見たら、自分の薄っぺらさが痛感できて生きていて辛い件www
今日後輩が尋ねてきて、演奏会の打ち合わせを行ったあとの雑談でのはなし。
①マネーの虎を本気で見ると人生が変わる
②うすっぺらい自分に気付ける
③本気でない自分に気付けて途方にくれる
④関連動画にホームレス、ネカフェ難民が出てきて人ごとじゃねぇ、と確信する
⑤叱れる、批判する、は愛がなければできない。
⑥美空ひばりの息子である、加藤ひろしは、かなりな目利き。七光り扱いされるが、投資をした者はみなかなりな格率で成功している。たしかに、よく考えてみれば母親の財産に群がってくるハイエナから本物を見分けてきたし、古美術商のように本物だけを見続けてきたのだから天性の審美眼があるのだろう。
今日は、東京博物館に行って、国宝展を見てきた後、机に向かい昨日の教養に関する記事をアップしようとしたが、気付いたらYouTubeを開いていたw
エドワード・スノーデンはグーグルとフェースブックに近づくなと警告を発しているが、そんなこと凡夫は気せず接近しまくっている昨今、
動画を見続けていると、頭がぼーっとしてきて、やる気が下がってくる。それ以外なにもできなくなってくる。あの状態(前頭葉の執行機能が低下している状態w)に自覚的になりつつも所詮、俺は携帯を持ったサルなのだから、このまま、愉悦に身を任せようと、関連動画を見続けた。
だが、ここで水は低きに流れる、俺ではない。昨日あんなに大衆をディスってたのに、それでは、情けなさ過ぎる、大衆は大衆でも、没個性的な大衆にだって個性はあるのだ。没個性的なパーティーピーポーだってそれなりに反逆してやる、ぜ!伊達にあの世は見てねぇぜ!と、ブレーキではなく、アクセルをヒソカのように(ハンターハンターであって、ヒソカリターンズの方ではない。)踏み込んだ。
ここまで前頭葉の昨日が低下して、頭がぼんやりしているならもう、どんな勉強をしても無駄無駄無駄無駄無駄ァアア!!と割り切りバイトして、マネーの虎にどっぷりつかってやろうと決めた。
マネーの虎とは、一般人で企業を目指す挑戦者が投資家である有名敏腕社長の面前で事業内容をプレゼンし、目標の投資金額に達せば、マネーの虎成立となり、投資を受け取ることができるというテレビ番組である。時間内に達成できなければ、吉田栄作の名台詞でもある、
という言葉とともに終わりを告げられ、失敗となるという極めてシンプルな番組である。
子どもの頃は、TOKIOのガチンコをやらせ一切無しの“ほんもの”と思い込んでおり、マネーの虎の方をどうせやらせだろう、いやぁ、いい役者つかってるなぁ、なんて思って軽い気持ちで見ていた自分が今となっては恥ずかしい。
まさに、社会を知らないマセガキマセラッティ、さきっぽクロマティがマネーの虎を見るとこういった態度をとってしまう。ガキでなくても、社会をなめ腐った奴がマネーの虎を見ると、自分のことと受け止めず傍観者として、安全地帯から安易な優越を感じつつ、心をいやひやさせるカタルシスを味わい、笑いながら見てしまうだろう。
だが、俺もすでにアラサーになって、仕事がない。なぜか関連動画に、ネカフェ難民関連が次から次へとあがってくる。ベーシックインカムとか普段から検索したりツイートしたり、記事で扱ったりしているからかもしれないが、流石グーグル様、スノーデンの顔がチラチラと脳裏をよぎる。…が致し方なく、やるせなく、ホームレス動画を視聴し、いまのところ、とりあえず、あと一年は衣食住の心配はないが、明日は我が身と戦々恐々。俺自身がネカフェ難民となり、マックをハシゴする可能性は十分にある。
と恐れ戦き、一旦、マネーの虎に戻ってくる。
30にもなれば人前でプレゼンも経験する。数十人規模の人を前に自らの考えを述べ批判されるのは、ありがたい反面辛いものもある。長きに渡り誤った和を尊しとする教育に浸ったため、意見の否定が人格の否定に感じられてしまうからだ。情報学環の入試では並みいる一流の分野の先生方の前でプレゼンし、全裸を披露したこともある(これがよくなかったのかなw)。ゼミでは、ロリコンを統計的、進化心理学的に正当化してみたこともある。なにかを主張することは大変に勇気のいることだ。
そうした人前でのプレゼンの経験を有した者が、マネーの虎を見れば心に突き刺さる至言のことばだらけである。これを経験すれば、どんな圧迫面接も楽に思えてくるはずだ。そして、メンタルが強くなると同時に、生き方までが一変する。
今日、本気でマネーの虎にダイブしてよかった。ダイブするということは、マネーの虎から、本気で学びウィスパーサイドギャザー並に吸収まくることを意味する。前頭葉の執行機能が低下している状態ではあるが、しっかり、学ぶことを目標にした。
見ていて心が痛かった。俺の本気見は、虎たちを前にする挑戦者に完全に感情移入することだった。たいしてイケメンでもなく、才能もなくはないと思っている俺氏は戦慄させられた。やはり、三人行けば我師ありである。どこにも仏と言うか、教えを悟らしてくれるものはある。ディスられまくっているヒカキンにだって俺はしっかり学んでいる。(ちな、俺氏のスペックは普通の大卒程度の知識を持ているものと自負だけはしている。もし人よりすぐれたものがあるとすれば、誰よりも薄っぺらく幅広い知識であろう。その自負は半端ない。キリっ。)
まず、俺は自らの薄っぺらさを痛感させられて辛くなった。そうなのだ。本気でないのだ。今日、このブログを欠けたことは正真正銘マネーの虎のおかげである。今日は作詞と、演奏会の打ち合わせと、東京博物館の展覧会でぎっちりだから、ブログを書くのは明日でいいかと、妥協しかけていたところだった。それを書かせてくれたのは、間違いなく、虎たちのおかげである。
本気でない奴に虎たちは投資をしないのだ。物件をの下見もしていない、足を使っていない、やつはやっぱりその時点で本気でないんだと、虎たちはいう。これは痛かった。本気でない。この言葉は重い。世人、世間の人はみな本気でやっていない。世人の99%はなんとなく、本気っぽくやっているだけだ。それで社会は生活できる構造になっているから、多くの社畜は、本気でない、範囲の本気で毎日を過ごしている。本気になるとは、がむしゃらになることなんだと悟らされた。自分を本気で信じる人間はがむしゃらだ。自分を信じているからこそ、自らの運命を自らで切り開いていると実感するからこそ、泥水をすすれる。本気で動いているから、自らの努力で世界が変わると信じられれば何だってやる。確実にも受かる手段があれば、誰だって、昼夜を惜しまず働ける。がむしゃらとは、そういう状態のことをいうのだろう。
本気は、スマートでない。スマートなやり方を考えてるうちは本気でない。そう痛感させられた。本気でない奴はいつも外野で、ネットを使って情報収集して、足を使わない。口だけ饒舌に世間を語る。ガチで、本気な奴は黙って動く。結果で語る。それだ!チューラパンタカ(ブッダの弟子)が掃き掃除をしまくってた折、掃いた帚に飛ばされた小石が木に当たってカキーン、と音がしたときに悟ったように、なにか大切な人生の真理に触れた気がした。今頃そうした真理に到達するなんて遅いと思われるかもしれないが、真理に遅いも早いもなく、ただ気付くことが肝心だから、これはこれでよしとしてくれ。その真水に触れられた。
虎たちは、俺が本気でないことを叱ってくれた。叱れるということはすごいことだ。嫌われるリスクを背負うということだからだ。俺に無理だw嫌われることほど怖いことはない。だが、嫌われることを怖がることはその反面、人を格率として扱っていないことの裏返しであるともとれる。いうなれば、真に相手のことを考えていないことの現れでもある。相手をいつか利用してやろうと思っている人間は本音を話さないし、あいてを批判もしない。批判できる人は、あなたに嫉妬を持っているか、もしくは、本当に一人の人間として対等にやっていこうという意思の現れかのどちらかである。自分にもその気があるからちょっとはわかる。相手がどうだっていい人だったら、なにも語らないだろう。マザー・テレサではないが、愛の反対が無関心ならば、叱ることは相手に関心があり、しかもそれは相当な関心でなければできない芸当で、相手の情報の分析ぬきでは叱ることも厳しい指摘もアドバイスもできない。叱り方が下品な虎も多々あり、それは否めないこともあることはあるが、全般的に筋の通ったアドバイスが多い。
虎のおかげでマナーがどれだけ大事なのかも痛感した。相手が社長ならば、〜さん、でなくやはり社長と呼ぶとか。
虎に見つめられていると思って、毎日生きていたら、深く生きられる。安易な事業計画書もかかないし、安易な言葉も使わなくなるだろう。虎たちに返答できるように上辺だけの知識の無意味を知るだろう。訳に立たない自らを守るだけの論理武装にどれだけの価値があるのか。深く、真に理解したものだけを語れ。でなくば沈黙を。まさにこれに尽きる。
毎日を虎に囲まれ生きる。毎日、堀之九一郎に、なんでんかんでんに、美空ひばりの息子に、小林敬に、高橋がなりに、見つめられていると思って生きたら、もっと、つめをしっかりした人生になる。神は細部に宿りたまう。虎たちを納得させられるだけの物事の理解、虎たちを納得させられるだけの話術、虎たちを前にして動じない胆力。これらを身につけたい。
これも見習うべき点だ。おれがあそこの場にれば、ぜったい日和見的な態度を取る。その自身だけなら誰にも負けない!堀之内社長が存在感があって、彼がなにかいったら、おれは間違いなく反論できないと思うw小林社長を前にしてもそうだろう。(というか小林社長、あれで44歳は嘘だろwと思ってしまった。)でも、これも虎を見習って、思ったことを堂々と述べたい。自分の思ったこと、意見を堂々と主張できる。物怖じしない。
ビジネスに年齢は関係ない。思ったことを表現するに年齢は関係ない。
虎たちのおかげで、今日は、生きるのが少し建設的になった。餅は餅屋として尊敬されるように、深い知識を育むため、明日から熟読を取り入れていく。
一ノ瀬健太
①マネーの虎を本気で見ると人生が変わる
②うすっぺらい自分に気付ける
③本気でない自分に気付けて途方にくれる
④関連動画にホームレス、ネカフェ難民が出てきて人ごとじゃねぇ、と確信する
⑤叱れる、批判する、は愛がなければできない。
⑥美空ひばりの息子である、加藤ひろしは、かなりな目利き。七光り扱いされるが、投資をした者はみなかなりな格率で成功している。たしかに、よく考えてみれば母親の財産に群がってくるハイエナから本物を見分けてきたし、古美術商のように本物だけを見続けてきたのだから天性の審美眼があるのだろう。
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