Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

赤坂・うまや!


厩焼けたり。人をそこなえりや?

 

…と孔子が語ったことをこの門を通るときに思いました。

こちらのお店、うまはうまでもローストホースではございません。最近、ローストホースさんに行き過ぎてありがたみがなくなってきてしまいました、という贅沢病に一度はかかってみたいものですが、それはまだちょっと先の話です。

さて、こちらのお店、赤坂にございます市川猿之助さんがプロデュースしております。佐賀県のみつせ鶏や宮崎地鶏、鹿児島県の黒豚などを使用した料理でも有名なお店です。

門をくぐると小さな神社がございますが、ここに来るたびいつも手を合わさせていただきます。手前のお不動様にも手を合わさせていただいております。

美味しいお肉はいつ食べてもいいものです。家で待っている嫁にも食べさせたいといつも、奥歯に肉の一部を挟み、帰ったらつまようじで取り出し、嫁に食べさせております。

その後、わたしはしっかり歯と歯の間の歯垢をとるためフロスを丁寧にするのですが、嫁はフロスをせずにそのまま眠ります。

フロスをしないとアルツハイマー病になるよ、と何度言っても、眠気には勝てないのか、そのまま寝てしまいます。ある時、馬の尻尾の毛をフロスにして嫁の歯に挟んで弾いてやりましたら、パガニーニの奇想曲のはじめの方がうまく弾けた時がありましたが、最近はバッハの無伴奏くらいしか弾けなくなりました。

詠める、

厩焼けたり
人のことは問わず
ただ馬のみを聞く

黒豚を
歯に挟みつつ
持ち帰り
楊枝でとって
嫁に喰わせる

#億葉集 #ある愛のかたち #痴人の愛 #谷崎潤一郎 #文学的愛 #嫁が一番 #中華一番

 

Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい







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