Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

御縁


パトロンとは、芸術家を応援する人たちのことです。

ルネサンス期に多くの芸術家を支援したメディチ家などはその最たる例でしょう。

 

芸術家は、応援してくれる人がいてはじめて、”作品”を生み出すことができます。

支援方法は、芸術家から作品を買ったり、食べ物や、お金、住居、贈り物、仕事を与えるなど様々なものがあります。

 とはいえ、このご時世豪勢なパトロンはごく少数となりましたが、かわりに登場してきたのが様々な多く方々の縁でアーティストを支える取り組みです。多くのファン(口にするのも恥ずかしいことですが、後述、笑)が支えることによって、様々なアーティストの活動を支援する、というのが近代民主制以降のひとつの大きな潮流にあります。

今も私を支えてくださる多くの方々には本当に感謝です。みなさまのおかげで私は毎日こうして創作表現をしながら生きていけるのだ、と日々噛み締めて生きております。私には、みなさま(ひょっとしたら、あなたかも笑)をくすっと笑わせたり、ニヤッとさせたり、ちょっとドキッとさせたり、ときどきイラつかせたり、時に教養になったりして、総じて喜怒哀楽の感情のジェットコースターに乗せる役割があると考えています。疾風怒濤こそ人生の醍醐味であり、遊び、と大なり小なりの感動に貢献する義務があると強く思っております。知人、友人、先輩、後輩、Youtubeをご覧くださっている方々、ライフログを見てくださっている方々、そうした様々な方々から応援していただいておりますから、彼らの日頃の鬱憤を忘れさせる役割が私にはある!…といった前近代的な芸術感は幸せにも私は持っておりません。彼らを楽しませるのは私の仕事であることに変わりはありませんが、彼らに辛い世の中を一瞬たりとも忘れさせることのみが私の仕事ではありません。それもまた大切な一つの義務ではありますが、それ以上にみんなと一緒になって踊ること、それこそが私の社会の中の役割だと強く認識しています。互いが互いに日々の生活を営みながら、素敵な縁で友だちになっていけたらいいなと思います。それゆえに、私はファンといった類のものは、なにかしっくりこないのです。といいますか、どこか歯がゆい。恥ずかしい。隔靴掻痒というのでしょうか笑。私にとっては、ファンというよりは、ともだちんこ(出典:おぼっちゃま君)なのです!そちらの方が、私にはあっております。

私に縁を授けてくださる方々は、パトロンであると同時に、対等な関係と考えます。独立したスタンド・アローンな個人同士、時にぶつかり合いながら切磋琢磨していけたらいいなと考えております。来るもの拒まず、去る者追わず、そうしたスタンスで世間に発信していこうと思っています。私たちは、世界を変えるチーム、船の一員同士といった方が相応しいでしょう。いうなればドラクエのパーティーといっても過言ではありません。私は、もちろん遊び人ではありますが、遊び人は遊び人でもレベル20を越えれば賢者になります。私は堂々と胸を張って遊びます。それでもって私は目立ちたがり屋なこんこんちき野郎のモモンガー野郎ですから、サッカーで言うならばフォワードかMFになるでしょう。私にご飯を食べさせてくれる仲間はゴールキーパーやディフェンダーといったものでしょうか笑。サポーターでもいいですが、私の中では一緒にピッチに立って何か面白いことをやっている感覚になっていただければ幸いです。サポーターというよりは、監督やコーチ、またマッサージ師やトレーナー、マネージャーなど、とにかく、私にダイレクトに意見を伝えられる位置にいる仲間の感覚、そうしたひとつの共同体の一員になれたらうれしいです。応援してくださる素敵な方々が日頃汗水流してくれた結晶が、臭い靴下が、煩わしい上司に頭を下げ、あくせく働いて得た対価が私のご飯になり、住居になり、電気代になり、娯楽になり、お酒になります。血の汗が、涙が、辛抱が私のご飯の一粒一粒になる、と私は考えてやみません。食後のプリンになるかもしれません。芸人とはそういうものだ、と最近常々考えております。本当に、温かく、まったく支えられてばかりです。私がこのような活動を続けられているのもみなさんのおかげです。

私は、私は、今、猛烈に感動しています。

 

人は芸人や芸術家を通じて社会を変えることができます。わたし以外の芸術家を支援することもとても素晴らしいことです。

人は芸術家を通じて社会にインパクトを与えます。世界を変えることができます。社会に冨を還元したり、投資の対象にしたり、興味本位、また子飼いにする楽しみもきっとあることでしょう。人間が人間同士、互いに好意を尽くし、そしてそれを喜びとすることほど素晴らしいことはきっとないと思うのです。

今現在、私は家族や友人、理解ある支援者の方々に支えられて創作時間を確保することができています。これからも大地に足をつけ自立した生計を営んでいきたいと考えております。これもひとえに皆様からのご支援の賜物があればこそです。

 

大金持ち、企業、スポンサー、ビンボー人、ホームレスなどなど、様々な方々からの素敵なご縁を、応援を心よりお待ちしております。

 

芸人とは、遊んでばかりいるかに見えるヤクザな商売ですが、幸せと人を繋ぐメディアです。

フーテンの寅さんのように、自由気ままに世間を渡世し、人と人とを繋いで参ります。

面白いな、ちょっと応援してやろう、そう思っていただけたらうれしいです。

もしよろしければ、まずは、こちらより→ぜひチャンネル登録をしていただければ幸いです♪

直接のご送金も大歓迎ではございますが、お絵かきや記事執筆、またウェブデザインなどのお仕事などをいただければより幸いです。

 
この素敵な良きご縁に、乾杯。

 

芸人 一ノ瀬健太