Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

コンテンポラリーアートの鑑賞の正しい方法


【アートの見方のうちのひとつを紹介】コンテンポラリーアートを鑑賞する上で王道とされる見方が美術史を踏まえた発明という観点である。例えば今、藝大アートプラザで展示されている線を主に表現手法で用いている作品がある。これを鑑賞する際にかつての線のマエストロらと比較するというものだ。
主に横線のみで言えば、カンディンスキー、ジャスパー・ジョーンズ、リチャード・ロング、李禹煥、同時代で言えば伊藤久美子らと比較して、どこが美術史的に”新しい(これまでなかった美的質感)”のかを吟味するというものだ。
※ちなみに藝大アートプラザにはめちゃイケてる選書コーナーがありティム・インゴルドの『ラインズ 線の文化史』も置いてある。まさに線の文化人類学としての名著であり、我々の文化があらゆる線で彩られていることに気付かされる。この本を読んだ後で、線を用いた作品を眺めるとまた違った角度で見ることができるのでオススメだ。
鑑賞者だけでなく、作り手であるアーティストも本から着想(霊感、インスピ)を得ると深みのある表現に辿りつける。表現がマンネリ化してきたら、本を読もう。図書館へ行こう。藝大アートプラザの本棚をチラ見しよう。それだけで覚醒することもあるのだ!
アートに関するお問い合わせはなんでもお気軽に!マジで!なんでも聞いください!お見積もり、すぐにお出しします!

Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA