Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

新しいgacco(学校)後編



今日は、釣りに行ってきましたw朝4時に起きたのなんて何年ぶりだろう。めちゃくちゃ、眠いですが、ブログを一日一回、更新することを習慣づけるため、なんとか、残りの精神力で書き上げます!

朝焼けの中の釣り人たち

朝焼けの中の釣り人たち

釣りの記事は明日書きます。それと宣言も兼ねて。

2週間前から、YouTuberになる、なる、言うて、いっこうに動画を上げていなかったので、明日は、上げるようにする!言うだけの口だけ野郎にならないようにしたい。男は黙って決行。背中で示す、これ大事。
全裸の写真を上げることは、恥ずかしくないのですが、正直、顔出し恥ずかしいです。ですが、生活費、月収10万円稼げるような男になるべく、頑張っていきます!

とりあえず、昨日の続き。【デジタルアーカイブの作り方】のまとめ!

首都大学東京「デジタルアーカイブのつくり方 ~ビッグデータ・オープンデータを紡いで社会につなぐ~ 」講座PV ~ gacco:無料で学べる大学講座

 

勝手に超まとめ
①デジタルアーカイブは、ぼくたちを取り巻く縁を可視化する
②マッピングはしたら、なんだっておもしろいw
③マッピングは教養構築の出発点
④縁を可視化すると、なんだかありがたい気持ちになってくるのはなんでだろう?なんでだろう?

【第4回講義】ツバル2

南の楽園のイメージが強いツバルという国だが、実際は舗装道路が整備されていたり、飛行場があることは昨日確認した。では、ツバルの沈む島以外の地域はどうなっているのだろう?ツバルの首都の島を北へ、北へ、進んでいくと、あるのはなんと…

ゴミ置き場なのだ。

ツバルは、フィジーから大量の工業製品輸入してきた。一昔前は、自然とともにクラス自給自足の生活が営まれていたが、加工品が輸入してきた時に、ゴミを処理する概念がなかったのがその大きな理由だ。とりあえず、邪魔にならないように積んでおけ、とそうこう繰り返すうちに、ゴミ処理できず積層してしまったという。ツバルビジュアリゼーションの中心人物でもある写真家、遠藤秀一さんは、今もこの経過を観察中である。また海面上昇により塩水が陸地に浸食してきて樹木が倒れていく様子も観察中である。2009年から5年経過なう。

【第5回】被ばく地域のデジタルアーカイブ

長崎の爆心地のデジルアーカイブがある。白黒の顔写真が地図上にマッピングされ、当時そこにいた人々の証言を一望することができる。原爆の爆発点は赤いボールで描かれ、そこから放射状に被ばく地域が広がっている。
インタビューも閲覧でき、山頂を目指し地獄の行進をした女学生の話、広島、長崎と両方で被ばくした有名な方の話などが公開されている。被ばく直後に撮影された写真と現在の写真を重ねて、当時と今を比較することができる。山王神社や、一本足鳥居、浦上天主堂のカラー写真などは非常に生々しい現場のイメージをかきたてる。他にも、城山国民学校など。

この作業で画期的であったのは、散財した別々の資料を一元化できたことにある。

同じ場所にいた、ある女学生の証言と、同級生の女学生の証言は、しばしば異なる冊子に掲載されることがある。掲載場所が違うために、ひとつの資料からもうひとつの“近い”証言に辿り着くのが極めて難しかったのが、このグーグルアースとの連携により、一目で一覧できるようになったのだ。散財資料を一家所為に集めたこと。まさに編集の力そのものである。こうしたマップの一元化により様々な資料から広島女学院の女性とが同じ場所員におり、その証言が多々あることもわかった。別々の本の記事に載っていた証言が一カ所に集約されたわけである。

こうした編集の力は、資料館や書籍に別々に個別保存されていた一枚一枚の死んだ記事や写真に血を流す。過去から現在に関係が甦るのだ。

空中にある写真は当時原爆に耐えたビルから撮影した写真たちだ。この東西な僕の写真の一枚一枚も別々の記事にあったものたちである。みなが、ここに登って写真を撮っていたことがわかる。これは今と全く同じ、人間の変わらぬ営みであろう。また、被ばく者は広島だけでなく、金沢にお嫁に行ったり、東京に出稼ぎに行ったりしている。語り部が全国に散らばっている。

【第6回】東日本大震災アーカイブ

今度は、時間の系列が逆になる。過去から現在に見ていた広島、長崎であったが、東日本大震災は今から、過去に時間を戻る。津波の際の仙台空港、過去の名取の街、陸前高田などの失われる前の街の姿が思い出される。一本松。一晩だけライトアップの360度のパノラマ写真。二宮章さんは、被災直後、即座に現状を360度のパノラマ画像に撮り残している。

【デジタルアーカイブ】デジタルアーカイブのはじまりは国立公文書館ではじまる。

公文書をデジタル化して記録する目的からスタート。東大寺文書や国の公式文書をスキャンデータ化しデジタルで保存し、検索を効率的で簡略なものにすることを狙いとしていた。

問題点

たとえば、広島の平和データベースを例に考えると、

①キーワードになにをいれるべきか。悩む。原爆、キノコ雲、やけど、どんなキーワードをいれるべきかわからない。
②検索でヒットする先頭と末尾かしか基本的に人は見ない。(普通のヤフーやグーグル検索と同じ。)

検索結果は、原爆ドームだと55件でてくる。しかも、大抵の人間は、数回クリックするとそれ以上検索することをやめてしまう現状がある。

③他の写真に戻れない(戻るのが面倒。)ツリー型の情報検索(幹、枝、葉っぱ、と細部に目を移していくと、葉っ同士の関係がわからなくなってくる。別の資料同士のアーカイブにもなんとか関連づけたい。

そこで登場したのが、先にみてきて【2.多元的デジタルアーカイブ】だ。
フリーワードを入れる。たとえば、広島女学院。この中で任意の証言をビジュアル的に見ることができる。これは非非常に検索しやすく、見やすく、共感を持って脳に情報を叩き込むことができる。
もし、これが従来柄のツリー型構造の検索であるならば、た行の方々で広島女学院の方を探すとなると、たくさんのデータベース間のデータをいったりきたりしなければならないので、大変だ。だらだら検索にエネルギーを消耗してしまうことになる。だが、地図型のアーカイブならば、秒殺だ。位置関係もすぐに解る。ツリー型ではむり!www

画面のチェクボックスをはずすことで見やすく、&検索もかけることができる。地元の中国新聞社が作成した12万3000件の資料を思う存分使うことができる。目標は、出版社の権利関係を越えた情報の一元化である。
広島の編纂会女学校の証言と、東京の編纂会での証言はどちらも同じ女学校出身者である、といった資料をグーグルアースに一元化できれば素晴らしい。

とはいえ、どんな資料も詳細はツリー型検索で調べたほうがいい。グーグルマップは、外枠である。楽に情報にアクセスできるようになるということであり、どちらも相補的支え合っている。全体から部分へ。部分から全体へ。いい感じに両方を運用していくことが大切なのだ。

【3】社会における運動体

公開許可をあらかじめ得ているツバルプロジェクト。
しかし、広島の証言インタビューは二次利用の許可を取っていなかったことが問題となった。平和データベースでならOKでも、権利上グーグルアースだと、複雑になる。←日本もはやく、欧米のようなフェアユース(教育等の公的な利用ならば著作権侵害にならないというような法律)法の整備が急がれる。
広島アーカイブに載せられない地元のインタビュー、さてどうするか、とプロジェクト自体が頓挫しそうになった時、地元の高校生とコラボレーションすることによって、解決することができた。

また、地元の将来を担う若い女子高生であると、みなが笑顔になり、心のバリアを解いた状態でインタビューにむかってくれるおまけ付きであった。さらに、被ばく者と差別されるのを怖れ今まで沈黙していた方々のインタビューも聞き出すことに成功している。高校生は、インタビューもビデオ編集も独自でやり、楽しそうにやっているのが微笑ましかった。辛い証言でも楽しく収集するのはいいことだ。

インタビューされる側もとても優しい表情だ。高校生は、鋭い質問をできないんじゃないかという不安も当初あったが、ふたを開けてみたら立派なものだった。4歳で被ばくし、一度も体験を話したことのない人も口を開く。←結婚、就職などで差別されるのは、意味が分からない。正しい、科学コミュニケーションの課題でもある。ちな、広島、長崎の原爆の遺伝的後遺症が報告された件数は、現在、一件もない。

現在も広島はアップデートを続けている。修学旅行生が来て、iPadなどのアプリと連携して、その場で原爆の被害直後の写真と現在の写真を重ね、実感としての負の歴史を体験している。また証言者にもみずからのインタビュー記事を実際の地図上で確認してもらう。現在の楽しい大学のキャンバスも、昔は悲惨な場所で、爆心地から何メートルかってのもわかる。カラフルな青春が一瞬で灰になる、肉体沸騰。あやまちはくりかえしませんから。

中高生が若いうちに最先端のテクノロジーに触れておくことが大事。そうすれば、これからのあれらが今度はより新しい形で歴史をアーカイブしてくれるものと考えるから。

【使えなくなる技術の課題】グーグルアースが10年後まだ使えているかわからない。

そのため、データを新しいプラットフォームに移行できるように準備はしてある。円盤状のディスク再生機器、ファミコン、スーファミ、PCエンジン、セガサターンなど、滅びゆくハードとソフト、故障しても直せる部品も技術者もいない。これはデジタルアートの保存とも密接に関わっている問題。

【6】記憶のコミュニティー運動

沖縄戦アーカイブは、沖縄県の事業なので豊富でしっかりした情報が確保されている。
とはいえ、沖縄戦は広島、長崎と異なり、時間のスパンが長く、またとても広範な地域をまたにかける。日本軍がな南洋に勢力を拡大し、その後、敗戦、敗戦を繰り返し、内陸へと追いやられる過程が証言者のマッピングでビジュアル化される。広範なマッピングを見てみると、沖縄戦を逃れた人が尖閣諸島に流れ着き、50日間救助がくるまで無人島暮らしをしていた、ということまでわかる。
また今では米軍の嘉手納基地もかつては日本軍の基地であった、ということも遅まきながらはじめて知った。現在のアメリカの基地は沖縄戦にルーツを持った元日本軍の基地である。
今では、ダイビングで有名なケラマ諸島は天国のような場所である。だが、今も風景は変わらぬその場所も、かつては上陸した米軍の装甲車だらけであった。タブレットを重ねて、当時を偲べるようなアプリがあればいい。

喪に服し、全力で遊ぶ。これが大事。

また問題点もある。それは、

沖縄戦が豊富な資料を誇るとはいえ、それが一方的な視点のみから物語られた資料であるということだ。

現時点では、一面的な資料である沖縄戦もゆくゆくは多面的見方の資料を拡充させてゆくだろう。広島ははじめから様々な思想があって、多面的な見方のしりょうが充実している。さまざまな対立、しがらみを越えて左右、互いに手を携えて真理の階段を登っていければいいなと祈る。現時点では沖縄戦のみの政治的バイアスがある可能性が高い。今後、様々な立場から検証することが望まれる。

オリンピック2020に向けて
1964年の代々木体育館工事中の写真。1964年の写真を集めた。当時の皇太子殿下、今上帝がお映りになっている写真など。当時の街の空気。笑顔のコンパニオン。戦後の復興の臭い、またその裏にあった社会のひずみ。日本橋の上に高速道路がかかったのもこの当時なのか。←当時から非難囂々だった。
マラソン代表、円谷幸吉はオリンピック銅メダル受賞後、社会的なプレッシャーを感じ自殺してしまった、というデータを参考にマッピングやデジタルアーカイブを用いて社会の不都合を解きほぐすことがをときほぐすことが期待されている。

おもったこと!

真珠湾、東京大空襲、アウシュビッツ、また時代をさかのぼり、応仁の乱、欧州の30年戦争、大化の改新、ジャレド・ダイアモンドに詳しい何万年前のインドネシアの部族抗争、また超最近のウイグル、クリミア、ISISの犠牲者と証言をリアルタイムでアーカイブしても面白い。

また世界の紛争や、負の歴史だけでなく、楽しい歴史、また文化的ミームの拡散をマッピングするのもきっと楽しいだろう。

究極的には、マッピングしてみればたいていのものは面白いwwwそれを行える技術を持った多数の人員の確保と、くだらないことをマッピングする多くの“遊び人”の確保が急がれるw彼らの食い扶持もどうするか、それも考えないとね。

また、現実の出来事だけでなく、ファンタジーの世界の出来事をマッピングしてもきっと楽しいだろう。

三四郎やこころの先生の行動の軌跡を描いても楽しい。宇宙にマッピングできるならば、ガンダム史を先取りしたっていい。これは権利関係が面倒そうだw。デジタルアーカイブはなにも語り継ぐべきに有用な人類の負の歴史のアーカイブだけにとどめる必要はない。もっとくだらないことにこそ、使うべきだw。そっちのほうが、案外平和に貢献できるかも。

また、個人史に応用しても楽しい。自分はどこから来てどこに行くのか、マッピングしたらなんて楽しいのだろうか。

また自分のおかん、おとん、じいさま、ばあさま、そのまた、じいさま。ばあさま、まで視野を広げてマッピングしていったら、アフリカの一人の女性に行き着いたらなんて素敵な話だろうか。ミトコンドリアだけでなく、ネイティブアメリカンの神話を伝って、科学、宗教とわず、森羅万象の縁が透明な重さのない水飴のように自分にまとわりつく。それは、なんて神秘的な感覚だろう。今の、俺もじゃっかん小宇宙(コスモ)を感じながら書いているw

ちょっとスピリチュアルな気持ちなう。

一言で行って、デジタルアーカイブとは、縁の可視化につきる。過去も現在も未来も、二次元も、三次元も、一切の事象と“私”を結ぶひとつらなりの縁の可視化である。いやぁ、産まれてきてよかった、とか、そう安易には思えない辛い世の中ではあるけれども、生きてるだけで丸儲けと、自分をとりまく奇跡の奇跡の可視化によって、幾分か、すこしだけ、素敵な気分でこの世を生きられたらこれほど、素晴らしいことはない。

デジタルアーカイブとは、ポストモダン化する野獣たちをたこつぼから引っこ抜いて、教養の扉の前に直立させる、そのきっかけになるだろう。あとは、当人次第でその扉をあければいい。デジタルアーカイブにはその引き出す芸がある。面白くなければ、人はその前に立とうともしないだろう。どんな時もただしい啓蒙活動は、「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」というスタンスなのだw

この、プログラミングおぼえてぇwwwww!!! icon-eye

一ノ瀬健太

勝手に超まとめ
①デジタルアーカイブはぼくたちを取り巻く縁を可視化する
②マッピングはしたら、なんだっておもしろいw
③マッピングは教養構築の出発点

お!なかなかいい記事じゃん!と思われた方はアマゾンでお買い物♪

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