X’mas【全人類に届け!】ビッグバン映画!
クリスマスに見るべき映画、ベスト1!
というか、クリスマスでなくても絶対に見るべき映画。やっと、俺の本当に紹介したいものを紹介するというスタンスが確立してきたわけだが、これを紹介せずして、なにがレビューというのだろうか。貴重な時間を良いものを語り継ぎ、いいものを創作することに全時間をつぎ込むしかない。
もうこれみなきゃ、正直、クリスマスは迎えてはならないと思う、といいたいくらいに非キリスト教と的なことを考えてしまうくらいに、キリスト教的な映画、というか、もう宗教とか関係なくて、THE AMERICAっていう映画。これがアメリカ、良かれ悪しかれ、良きアメリカ!という映画。こういう文化を生み出すアメリカはやっぱ、正しい。という刷り込みにも似たものを刷り込まれた映画でもあるが、ぼくはやっぱりアメリカが好き!
内容は触れない。
勝手に見てくれ。もうとにかく見てくれ。見てくれたらもうそれでいい。これを見なきゃ、損だ。人生損している。ほんものを知らずして何が人生か。本物の人生には本物がふさわしい。ほんものを教えない教育は罪だ。その人間の本物の輝きガールズを奪うに等しい。はいモローもサブも、卑しいも尊いもある、勝手な人間のルールの取り決めだが、頑然とある。
職業に卑しい尊いはない。ないが金の多い少ないはある。職業に卑しいはない。だが、尊ばれる職業はあるし、そういった職業に親は就けという。矛盾を教える。見ていて歯がゆい。
謙虚と真実を教えることは違う。
就きたくない職業がある、それは間違いない。だが、それと相手を格率として扱わないことは結びつかない。相手を格率としえ扱えば職業差別あってよろしい。悪率があれば差別などそもそもないのだからw
まぁ、話がめちゃそれた、軌道修正。
内容には触れない。
触れるのは、俺がこれを見たときのエピソード。
浪人2年目の5月、緑は万緑の赤子の歯のように葉がいきいきと生え、ゴールデンウィークに友人たちが帰ってきた。きけば、スーパーフリー的なこと三昧やっているという、三昧、三昧、すし三昧かっつーの!ちな、こいつらは三昧の意味を仏教用語としてわかって使っているのか、という気になってくる。聞けばわかっているという。わかって使っているのだという。さすが、タイは腐っても県高生(新潟県で一番の公立進学校、あんで甲子園って地元の名を冠した高校が出てくると応援したくなるのかねぇw)。不純異性交遊の三昧の境地に達しているらしい。うらやま。
そんな、彼らを尻目におれといえば、毎日ブックオフで立ち読みするばかりだ。島耕作、小林よしのりの「戦争論」、大江健三郎「広島ノート」、ギャラリーフェイク、まぁ、ありとあらゆる漫画の古典にどっぷり浸かっていた。バイトは、近所のロイヤルホストで、22時00分〜26時00分まで足を臭くしながら、親父の靴を借りたのが致命的だった。がんばった。歯を食いしばって接客した。世間には、ゴミみたいな客が本当にいる。心の理論が通じない、まるで正真正銘の哲学ゾンビがいる。支払いを投げるやつ、お客様と神様を勘違いしているやつ。とはいえ、仏の客もいる。あぁ、実にこの世は、まさに、天国と地獄の交わる汽水にあるんだなぁ。
また、また話が逸れた。起動修正w
そんな鬱屈としたゴールデンウィーク明けに出会ったのがこの映画だ。それまでにも美輪明宏さんが進めるように、白黒の一流の映画(残って見られるものは、一流のものしか残っていない。駄作は時が淘汰してしまったから、今見られる白黒は基本的にはみなおもしろい。)を見ていたら、ついにここで出会ったが100年目!と啖呵を切った映画に出会った。
内容については語らない。一切を語らない。また内容は決して知らぬうちに映画を見てほしい。自分と同じ衝撃をぜひ味わってもらいたい。
結論から言って、俺は、身体中の水分、ありとあらゆる毛穴から、俺の体液の3分の1が搾り取られた。おそらく一生流すであろう分の涙の半分は流したかもしれない。それだけの量の鼻水、おしっこ、毛穴、涙。海。涙はもっとも小さな海と寺山修司は語ったが、俺自体、俺の存在自体が原始のスープになり、おれのからだは浄化された海になった。それ以来、俺はブックオフの帰り道に海を眺めることが日課になった。(オーラの泉で江原さん、美輪さんが海に行くといいわよ、と言っていたのもきっとある。)
クリスマスイブのゴールデンタイムにこの映画を流す。それだけで、どれほど多くの人間の尊厳と命が守られるのだろうか!自殺も減るだろう。それに見合うだけの国のコストも軽減できるだろう。もろもろの経済効果がきっとあるだろう。(統計研究者なのに、完全に憶測だけで語ってメンゴ。でも人間とは本来、こういうアンビヴァレントな生き物であることは記憶しておいてほしい。)
芸術に人は救えるか?、、、、
感動を伝えるYoutuberこと、みんなのいっちー
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