時忘れじの塔(膨大な数のドラマに寄り添うために)
うとうとしていた。今日は、3月9日、70年前の今日の夜に、10万人が死んだ。10万人というのは、数が膨大すぎて、想像だにできない。そこらへんが俺の想像力の限界なのだろう。進化心理学的にも人間が今も進化の過程にあるとはいえ、150人の人生を想像するのが限度のような気がする。
帰りの途中、思った事柄などを動画にまとめてみた。軽く今日あったことをブログ用に流すつもりだったのだが、けっこう時間をかけてしまった。前々から表現したいことだったので、表現してみた。
こうしたことの俺の想像力が少しだけ、10万という数に追いついた気がした。ような気がした。
俺は、ジョンレノンにはなれないし、ヴェルレーヌにもなれない。おれには、おれの想像の限界があって、それを見つめた等身大の想像力で物事を推し量っていきたい。そして、想像力の限界をテクノロジーやらなにやら使って少しでも会得、体得、感得して、腑に落ちて彼らの痛みに共感したい。寄り添いたい。そんなくらいだ。
どうぞ、ご覧ください。談志に告ぐ。第3話。東京大空襲、時忘れじの塔。
数字は人の想像力を奪う。どんなときも、数字の裏の数字、1に心を寄り添わせていきたい。
越後スター、いっちー
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