Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

ニッポンのジレンマ『パクリ?オマージュ?創作のジレンマ』


 

ニッポンのジレンマの収録を体験してきました!

 

『パクリ?オマージュ?創作のジレンマ』

日頃から大好きでよく視聴しているニッポンのジレンマ、その収録が藝大で行われました。これは見に行かねばと思っておりましたら、出演しませんかというお声がけをいただきついにひな段デビューだと胸を躍らせておりましたら、まだまだひな段は遠く、学生代表という枠での出演でした。早とちりはいけませんね。

真剣10代しゃべり場などのNHKの討論番組は昔から興味深く見ていた自分にとって、YOUなどから脈々と伝わるレガシー、文化的ミームの一部を担えたことはとてもいい経験になりました。

常日頃から藝大内で大規模なシンポジウムなどある際には積極的に発言をしている成果が実ったのか、学生代表としてお声がけいただき大変光栄でした。常日頃から新渡戸稲造に憧れている私は、藝大生代表(Representative of ALL GEIDAI)ということをプリンシプルに据えていたのでとてもうれしかったです。もちろん、藝大代表というみみっちいレベルにととどまるつもりはなく、日本代表という意識でいつもいます。白洲次郎や岡倉天心のように欧米列強に決して媚びない小沢代表に婚活を質問できるような古市さんの鉄のようなハートの胆力を持ちたいと常に精進しております。

常日頃から、巨人の肩に乗る作品、本歌取り的な作品を意識して制作しておりますので、今回のテーマにぴったりだったのもお声がけいただいた理由かもしれません。

私の作品はこちらからご覧になれます。

基本的に自分は、すべての作品がオリジナルであり、模倣(ミーメーシス)であるという考えを持っております。見方を変えれば全てがオリジナルであり、すべてがパクリであるという立場をとります。ある作品が商業用なのか、パロディなのか、趣味なのかと言った厳密な美学的(数学的)場合分けを行って建設的な議論を構築することをまずもって合意することから、議論をはじめる立場です。不毛でレンガを積み立てられない共通の合意(overlapping consensus)がとれない議論はそもそも興味がありません。

本番直前、会場がヒートアップしてきました

本番直前、会場がヒートアップしてきました

イイタカッタコト

さて、前置きが長くなりましたが、今回の収録のテーマは『パクリ?オマージュ?創作のジレンマ』でした。

この収録でイイタカッタコトは以下の5点でした!

①オリジナルなんてない

②名を正せ

③序破急の序

④ルサンチマン

⑤敬意ある模倣を

 

まずは①からです。

 

①オリジナルなんてない

日の本に新たなるものなし…ということばが中国古典にありますが、それはどうやら今に限らず大昔から言われていたようです。古代メソポタミアの石版に、まったく今の若者ときたら…と書かれていたように、今も昔もそのように感じる人間は変わらず大部分を占めていたのだと思います。つまり、クリエイティブに見えるものも、そもそも過去からの焼き増しに過ぎないということです。

そして、私の小学校時代のあだ名は引用抜粋太郎でした。高校生になった時には引用抜粋太郎義家という正式な名前になりました。

小林秀雄が語ったように、私たちは過去の記憶と相談してモノを作るということが真理なのだと思います。その時に僕たちはクリエィブになれるのだとそう思います。

②名を正せ

クリエイティブということばも正確でないと思いました。使っていて嘘な気分が入ります。自分はクリエイティブよりも知恵ということばの方がしっくりきます。孔子が「名を正せ」と語りましたが、私たちはまずもって、パクリとオマージュと模倣を正確な限りない合意のもとに厳密に使った方が良いと思っています。それが私からの提言でもあります。

③序破急の序

黒澤明が「記憶とは創造である」と語りました。ピカソも偉大なアーティストは盗むと語り、スティーブジョブズもその薫陶を受けています。チャップリンではないですが、宇宙の大規模構造くらいのグレートアトラクター的パクリはもはやクリエイティブと形容されるのでしょう。

④ルサンチマン

今回の収録に臨むに当たり、興味深いことを発見しました。東京五輪エンブレム盗作疑惑で名前が挙がった佐野研二郎さんをディスっている人のサイトを複数閲覧してみたのですが、これのほとんどすべてが嫌韓韓流の思想を持つ方々たちで大いに驚きました。めちゃめちゃその気持ちがわかるだけに責められない面もあるのかもしれません。私自身、どん底にいるとどん底とは思えないとはいえ、地獄で辛酸なめこを経験しておりますから、売れていたり、成功したりしている人を見ると、妬み嫉み僻みのルサンチマンが猛烈に掻き立てられるわけです。どうしてあいつが!?どうして俺が、、、こんな惨めな生活を、、、と少なくとも自分は感じておりました。なので、そうした”得体の知れない黒々としたもの(「人間芸術家宣言!」より抜粋)”をどのように処理するかでその人間の品位が問われるのだと思います。あるものはオナニー、あるものはやけ酒・やけ食い、あるものはスポーツ、そしてあるものは人に石を投げることで心の中に湧いてくる”得体の知れない黒々としたモノ”を処理するのだと思います。

一番高貴な人間は、それを芸術作品に昇華して他者に伝えるのだと思います。ネトウヨ系は品位がございませんわ。品位のあるところに真理はありますのぞえ。

なので、こうした炎上の抜本的対策は超おおまかに行って、ベーシックインカムしかないと思いました。ゆるくクリエイティブコモンズ的な正直な小規模な利益シェアというネット型なめらかな新社会主義を迎えれば良いなと期待しております。人工知能とロボティクスの発達でサイコパス的世界はすぐそこです。古代ギリシア・ローマのような機械が労働を担う奴隷制2.0になれば、失業率は40%、その時に、もしまだ民主主義に一人一票が認められていたら、40%のニート達が政権をとることでしょう。そうなれば、我らがニートの大勝利です笑!

ちなみに、佐野さんを擁護するわけではありませんが、基本的にはめっちゃいい人なのだと思います。監督責任は問われてしかるべきですが、エンブレムに関しては、精一杯知恵者たろうとしたと思います。彼もまた人なり。我もまた人なりです。

彼もまた、ひとりの父であり、ひとりの旦那であり、ひとりの遊び心あるクリエイティブな人間です。反知性主義に陥らず、私たちの身体性をゆめ忘れないようにしましょう。

佐野研二郎さん、あなたはひとりじゃありません!どやっ!

⑤敬意ある模倣を

佐野さんを擁護した植原亮介さんや森本千絵さんなど、引用元をしっかり明記した方がよいと思った。とりわけ商業デザインならば、セコくならず、影響を受けたら正直に答えればいい。影響を受けましたと!王道を歩んで欲しい。そして利益の配分は、愛のマルティテュード的投げ銭(下記のメモ参照)でいいのではないだろうか。

以上が、収録を通して言いたいことでありました。このうちどれだけいえたのか、自分でも緊張しすぎていて恥ずかしながら覚えておりません。

 

若きレジェンドたちと

若きレジェンドたちと

収録を終えての反省・感想

水野さんのお話では、社会・世間全体が忖度的萎縮をする中で、たった一人でもクリエイターの側に立ち弁護してくれる存在がいると思うだけで、かなり雰囲気も変わったものになると思います。クリエイターを後押しする説得力を持つことばはかなり心強かったです。櫻井さんのプログラマー的視点からの社会全体を見据えた議論の提起、太郎ピーターさんの学生の萎縮・真面目になったという適切かつ妥当な形容などとても勉強になりました。芸術は醸造である!原っぱでの草野球など、心に届くレトリックでした。

とはいえ、あえて批判をするのならば、ここは指摘しておきたいと思います!

①マイマイクが欲しかった

マイクを学生にも一人一台渡して欲しかったと思いました。もちろん、キャリアのない自分でありますから、オレスゲェ自慢アピールを警戒されてのことだったのかもしれません。まったく本筋に関係ないことをベラベラしゃべられても収録の迷惑以外の何物でもですから同意です。おそらくテレビの現場ではそういう方がたくさんおられるので、それゆえの処置だったのかもしれないし、各パネリストの話ベースで収録を撮りたかったのだと思います。しかし、リスクを背負ってでも、マイクは欲しかったです。マイクが遠くにありますと、それを引き寄せている間に建設的な議論の導線を引けず、論点が外れてしまっていたことが多々あったように思いました。

②芸のあるコメント力

限られた学生の時間枠の中という制約の中ででも、もっとうまく短く端的に、面白く伝えらえるような芸がまだまだ足りないなと思いました。

 

感想としては、議題に萎縮の話が出てきたのが面白かったです。教員の方々からも学生自体も炎上したくないために萎縮して作品に攻めてる感がなくなってきているということでした。これは藝大だけでなく、社会全体で抱えている問題なのだと思います。上に逆らえない、思ったことが言えない、リスクがあるから自分で忖度して全体として萎縮してしまう構造があるのだと思います。コンプライアンスなど、面倒なことを事前に消しておくのは組織上必要なことではありますが、表現の面白さがなくなってしまう反面もあります。

今回、自分のプロフィール紹介で裸に近い写真を用いています。番組内でまま使われるのか大いに楽しみです。かなりきわどいものですので、制作側が使ってくれたらかなりうれしく思います。基本的に、自分では割り切って全カットでもいいと思って出演しましたけれども、やっぱり使われたらうれしいしですし、使われたいなぁと思ってしまう自分がおります。

上からの圧力、それはバラエティーに限らず、ニュース番組であれ、新聞ラジオ、会社であれ、天の声はどこでもこだましている気がしています。そして、現場のギリギリのところでそのフロンティアを守ってくれているテレビマンがいることも大いに勉強になりました。テレビマンに気骨のある人間は森達也さんだけではありません。名もなきクリエイターに、ともにメディアビオトープを広げていける仲間がいるということがわかっただけでも今回の収録は大いなる収穫でもありました。

”一つだけ言えることは、我々は自らを律するルールの中で、不条理に立ち向かっていくしかないということだ”

…とは攻殻機動隊の荒巻大輔の名言ですが、少しづつですが、着実に、表現のフロンティアを牛歩作戦で開拓していきたいと思います。何より今回の放送ではそのフロンティアが大幅に拡大されたらうれしいなと思います。

イケメン二宮アナウンサーと

イケメン二宮アナウンサーと

不思議なシンクロニシティー

収録をしていて、とても不思議な気持ちを感じていました。NHKの収録に関われたこと、ただそれだけのことで自分でも勝手に盛り上がっているだけだとは思っておりますが、不思議なシクロにシティーを感じました。

私が藝大を受けようと決意を改めたのは宮田亮平先生が「爆笑問題のニッポンの教養」においでになられていた会を見たからでした。辛い浪人生活のそばにはいつもNHKの教養番組が私のそばにありました。今、藝塾という塾を一緒にやっている同僚も「爆笑問題のニッポンの教養」に出ていました。彼は大石膏室でちんちんの絵を描いておりました。学内で出会った瞬間、あ!あの時の!!となったことを覚えております。ひょっとしたら、今回も自分が映ったシーンを覚えていてくれている子が藝大生として入ってきて、ひょっとしたら、あ!あの時の!と、上野の杜で出会うかもしれません。可愛い子だったらいいなぁ笑 行きつけの御用達の鶯谷の中華料理屋さんに連れて行って差し上げますね。

入学して初めて見た宮田先生、あ!ホントにいた!という気分でした。

入学して初めて見た宮田先生、あ!ホントにいた!という感じでした。

ロマン・ロランのジャンクリストフのフィナーレではないですが、教養がいつも自分の救いでした。NHKが造り上げた文化的ミームが自分の身体、血肉に脈々と流れているのは間違いないと思います。毎週、爆笑問題のニッポンの教養を楽しみにブラウン管の前にノートを広げ待機していた頃の自分が懐かしい。その俺に今伝えたいと思うことがあります。そのまま続けろ、必ず実るからと。

孔子が、あに天我を滅ぼさざるや、と語りましたが、自分も孔子と同様、全身に文化を宿す人間だと自負しておりますし、かつ目指しております。井上ひさしさんが、むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく…と語っておりますが、そのように藝を凝らした心に届くことば(ある種のプロレスを含めた爆笑問題の太田さんのようなパフォーマンス)をお茶の間に届けることが自分の使命であると考えておりますし、かつての自分にそうしたことばを届ける存在になりたいと思い、これからも活動していこうと改めて思ました。自己を見つめるとても良い機会をいただけたと思っております。

教養の継承者、私自身が人と人をつなぐメディアになりたいと今は活動をしております。かつてドストエフスキーは美は世界を救うと語りましたが、今は、教養が世界を救うと思っております。

オリンピックを通じて人間は皆素晴らしい芸術家であることをガチで伝えたい。

オリンピック・パラリンピックは文化の祭典でもあります。これをチャンスに人間はみな生まれながらにして素晴らしい才能に恵まれた芸術家であることをガチでお茶の間に伝えたいと思います。

これからの妄想

妄想族会長であるタモリさんの薫陶ですが、妄想とは素晴らしいものです。私も妄想を語ろうと思います。

藝大代表として、石神井寮で育んだ縁(レガシー)を駆使して、日本のテレビ業界に殴り込みをかけようと思っております。日本に批評空間を、思ったことが言える。与謝野晶子が日露戦争で詩が読めた、そんな言論空間を改めて日本に醸造させていきたいと考えております。本物のアートをお茶の間に届けるお役目を天から授かったと自負しております。ミッション!パッション!ハイテンション!で邁進していきたいと思います。

美術音楽を問わずアートコミュニケーターとしてお茶の間と”古典”の世界をつなぐ役割を担っていきます。

美術だけに限らず音楽の分野にも精通している自分は間違いなくポスト日曜美術館のナビゲーターかつらららクラシックの司会枠に入るだろうと確信しております。とりあえず、同じブロックでルームメイトの上野耕平さんと対談を予定しております笑

 

 

まとめ

パネリストはそうそうたる研究者や第一線で活躍している方々でしたので、まだまだ世界は広いなと改めて痛感させられました。

慣れた手つきでマシーンのように準備と撤去、ガチんこでアートでした。

収録という今まで経験したことのない稀有で貴重な時間を過ごさせていただきました。会場の下準備、キビキビとしたシステマティックな設営スタッフさんの動き・司会進行など普段見ることができない撮影の裏側を見ることができ、これもとても勉強になりました。小寺さまと今野さまには大変お世話になりました。舞台を作ってくださった会場にいらっしゃったスタッフの皆さんに感謝を申し上げます。

ぶり子さんも見えないところでがんばったよ

ぶり子さんも見えないところでがんばったよ

追記、拙い舞台美術でしたが、かなりうまい絵が描けたと思います。

コンセプトは偉大なアーティストは盗むと語ったピカソの「ゲルニカ」を下地に、左側はディズニーという超巨大パテント企業が子どもが描くミッキーすら許さない現状をパロディで皮肉りました。母親はサザエさん、ドラえもんも中国のドラえもんを意識しました。

右側の方は初音ミク、鉄腕アトムなどのキャラクターとゲルニカを混ぜ合わせました。モーツァルトなども描きました。パネリストの似顔絵は油画卒業の友人が手伝ってくれました。ぶり子さんも手伝ってくれてよかったです。

補足

当日は伝えられなかったものの、収録本番に向けて持ち込んだメモです。やはり本番は、本当に血肉にした知識しか使えないのだと思いました。中谷日出先生の絵型メモじゃないとダメだと思った。ビジュアルでとらえるあのメモは素晴らしいです。本番で文字を読んでいる余裕はないのですね。以下メモです。

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ニッポンのジレンマ

芸術界が抱える問題

①虫図鑑模写事件

②ラブドール(x表現の自由)

③五輪エンブレム問題

④’オマージュ事件

作家個人が抱えるハードル

①本歌取り作品

②ウィキペディアの典拠問題

③YoutubeラジオのBGM

イイタイこと

①オリジナルなんてない

②名を正せ

③序破急の序

④ルサンチマン

⑤敬意ある模倣を

悪法もまた法なり

ある種のグレーゾーンを露悪的に踏み込んでいく勇気がクリエイターに必要なのかもしれない。そして、それはデザインや建築といった関係者が多く関わる人々にとっても挑戦していかねばならない課題。まずは隗より始めよ。

芸術界が抱える問題

①虫図鑑模写事件(無知な模倣、著作権に対する無知からくるもの)

『昆虫交尾図鑑』(飛鳥新社)

はせがわしょうこ。直筆の謝罪の手紙で作者側に炎は表向きには回避されたようだが、お前の交尾図鑑が見たい、自分の交尾図鑑だったら、問題なかったのにな、などの声が2chで散見。→結局、これも反嫌韓のサイトに行き着く。声がでかい。何か溜まっているのだろう。

多摩美の卒制、いわさきちひろに類似、AKB、痛抱き枕、それはパロディ。http://togetter.com/li/869412 図録の裏にオマージュ表記。

人文科学系ならば引用は必須、しかし、アートに典拠を求める行為は、引用ではなく、コンテキストとして括られる。換骨奪胎。牽強付会。

前提として、パクリかどうかは、つまり著作権侵害かどうかは裁判で決着しない限り答えは出ません。類似性を指摘するのは自由ですが、盗作だとかパクリだとか断言した場合、後に侮辱罪や名誉毀損で訴えられる可能性があります。永山薫先生からの引用。。。だけれども、ここでこの言葉を持ってくる。それがクリエイティブなのだと思います。

デジタル時代が抱える問題。MADムービー、最近はめっきり減った。ニコニコでも見なくなった。成長と応援、バロック化すると離れる。

タモリのオールナイトニッポン』において、1980年11月からNHKニュースのアナウンサーの声を合成したものを流す「つぎはぎニュース」のコーナーが放送され、ニュース特有の抑揚が少ない(加工しやすい)無機質な口調で脈絡のないことを話し続けるというギャップが生む面白さで話題になった。

②ラブドール(x表現の自由)

菅実香さんの作品、ラブドールはデンキウナギの夢を見るか。フェイスブック上で削除されまくる。

③五輪エンブレム問題(大規模な盗作疑惑)

佐野研二郎さん、フランスの劇場ロゴと類似。深層心理、無意識、客観的に扱えない領域に入っていく。時代にあった著作権の制定・運用→NHK

植原亮介(劇場ロゴが織機メーカー、かなもりかお)、森本千絵(松任谷由実のCDジャケット=ドイツの生物学者エルンストヘッケルのイラスト+ティム・ウォーカー「Lily Takes a Trip」、アストロノーツ、)佐野研の小鳥と小麦の組み合わせ。

ふたつのものを組み合わせて新しい世界観を創造している。

なぜネトウヨ系サイトで燃えているのか?そこの層に議論の本質とまやかしが凝縮されている。 http://ameblo.jp/abc3333-0101/entry-12064161375.html

④’オマージュ事件(ひとりあるき、近代に縛られ過ぎ)

オマージュフランス語、芸術や文学で尊敬する作家に影響を受けて、似たような作品を創作すること。リスペクトと同義。

TPPと著作権

ラブひなの赤松健さんと山田太郎議員に代表される大局的視野に立ちながら現実的政策をドライブさせていける冷静な知識人がいる限り、日本はとりあえずは大丈夫だと思います。

○著作権侵害の非親告罪化(作者からの告訴が無くても、検察官の独自判断で起訴できちゃう。)

○法定損害賠償金の導入 http://goo.gl/ktnfGi

TPPの合意書では「原則非親告罪化、例外的に親告罪あり」だったものを国内法では「原則親告罪、例外的に非親告罪あり(海賊版)」としているところが秀逸です。

70年だけ。そんな今と、むしろ、どんどん良くなっていく感じがする。現実を見据えた王道政策。変わらない。

マルティチュード的著作権に代替案:金銭的敬意の表明。おかげさん。ものすごく芸大的で理想主義的かもしれませんが、善意の投げ銭制度がいいのではないだろうか。稼ぐ方も大道芸人的でいいのではないか。ラインアプリ、iTunes式のプリペイトカードなどカードがなくても投げ銭をできるシステムを導入する。自分なら500~1000円は出せる。ブルーレイは場所もとるし、お金も高い。

作家(一ノ瀬)個人が抱えるハードル

①本歌取り作品(仙崖・アッチョンブリケ・ジョンレノン)(意図的に破っていく。扱っていく。チンポム、継承を意図的に崩し、新しい世界を届ける。)

②ウィキペディアの典拠問題(スタップ問題に関連して、学問的誠実と効率の加速化)

③YoutubeラジオのBGM(生活空間のBGMとして用いているのは、アウトか?)

①日の本に新たなるものなし。引用抜粋太郎。(どこでどのように過去の記憶と相談して物を作るか、その時に僕たちはクリエィブになれる。知恵を出せる。)

②序破急の序(記憶とは創造である)(ピカソ、スティーブジョブズ、黒澤明)

③ルサンチマン(佐野研二郎、めっちゃいい人、遊び心あるクリエイティブな人、人の使い方で監督責任あり、身体性を忘れるな。)

④敬意ある模倣を(森本千絵など、引用元をしっかり明記。聞かれたら、正直に答えればいい。影響を受けましたと答えればいい。)

①Youtubeでラジオを放映している。広告料でお金を稼いでいて、今月収1000円です。その際にBGMとして音楽を流しているのですが、実際に三次元空間で音楽を流せばセーフなのか、それとも、うっすら聞こえる感じで編集の時に乗っけてもいいのか。

②社会彫刻としての集合知として、ウィキペディアを編集しています。ウィキペディアに記載されている関連・出展リンクを見ると書籍の名前、時にはページ数まで書いてありますが、それを信頼するにはまだ足りず、自分が使った参考文献においては、ブログにそのページをまるまる引用して写真で典拠として示しています。それはどういう扱いになりますか?つまり、必要最低限度の引用は超えてはいるものの、ある種、法的に違法ではあれど、学問的に誠実である、つまり、時間お省略や反証生を明示しているという事態になっております。それはどうなりますか?

③BGMとして本歌取り、オマージュとして作品を制作する際に、ジョンレノンのイマジンを使用していますが、これは著作権的にどのような手順で行えばいいのでしょうか。

小津安二郎の映画など。

作品をアップルやロゴなどを使っている。

0603 打ち合わせ

序破急、オリジナルなものはないよ。オリジナルとは何か?ナムジュンパイク

森本千絵、佐野さん、せこい!敬意!を持て。納得。引用抜粋太郎義家。オリジナルなんてないって思って生きてきたので。。。

佐野さんの身体性。弱さ。公正さ。

オマージュとパクリ、パクリということばいつから生まれたのか?著作権法は極めて近代的、どれだけ多くの思考や考えかたが近代に縛られているのか?偉大なるアーティストは盗む。ピカソ、ジョブズ、盗んで新しい価値観を生み出せばセーフ、勝てば官軍。

虫の本、芸大生構図まんまパクリ、

みんなすぐに忘れちゃう。

オマージュ事件でオマージュもダサいことになった。

オリジナルなんてない。自分の作品は模倣ばっかり、最後の一段を足して今までなかったものを、新しい価値を、社会に対して有用、ポジぃぶなかちを提供するk十をクリエイティブと呼んでいる。そして、それは知恵と呼ぶようにしたほうがいい。

まずは名を正せ。話はそれからだ。クリエイター、全然クリエイターじゃないしwwwううーーぶるぶるぶるぶるってなる。w

同人文化。作品名多め。暗黙。阿吽、暗黙のルール、サークルと出版社のグレーゾーン、大規模化。チャップリン、ヒーロー、海賊版を放置することにも意味がある。

炎上上等!あとは野となれ山となれ!

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とても素敵な体験をさせていただきました。関係者のみなさまありがとうございました。

またお呼びいただければ、幸いです。

越後スター・いっちー

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