Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

ドラゴンボールと生理痛


美味しんぼの次は、ドラゴンボールです。

Zではありません。悟空の幼い頃の、ヤムチャ全盛期のドラゴンボールを見ております。
 
いやぁ、エロいのなんのって、もうやばいですね。ブルマが人質に取られてHなことをしてやるというピラフ、したのは投げキッス。超エロいですね。ブルマの設定は、中学生くらいでしたでしょうか。その割には発育も大きく、80年代のアイドルのような今とは異なるムチムチ感を感じさせます。
 
花咲天使テンテン君行こう、ウーロンのような男子のちんちんを見る機会もめっきり減りました。今では、ワンクリックでえげつないものが見れる時代に、逆にテレビで規制が強くなっているというのも、呆れたものです。その呆れた体制を維持しているのは私たち自身ですので、我々はもっと自分が非常に愚かな存在であることを自覚せねばならないのでしょう。
 
本日は、ウーロンの伝説のシーンを嫁と鑑賞しました。ピラフがドラゴンボールを集めて、シェンロンを召喚(この時はドラゴンと言っているのが時代を感じさせます)したまではいいのですが、シェンロンに恐れおののき、世界征服の願いをいうことに若干のタイムラグがありました。その隙をついて、穴からコウモリ姿で脱出していたウーロンがピラフよりも先に願いをシェンロンに届けるシーンです。
 

ギャルのパンティー、お〜くれ!

 
今見ても、名シーンです。朗らかで牧歌的。やはり、鳥山イズムを味わうのはドラゴンボールの初期がいいですね。もちろんアラレちゃんの方がよっぽどのどかなのですが、ドラゴンボールは鳥山明の誰も傷つけたくないという慈愛、山川草木悉有仏性がより感じられます。
 
エッチは世界を救う。ドストエフスキーの変種ですが、まさにそれを体現しているのが、初期ドラゴンボールなのです。
 
 
また、最近の調査で判明したのは、この頃のアニメはPOとEDのテーマ曲にキャラクターの複雑な内面を代弁させる機能があるというものです。美味しんぼを皮切りに、この年代のOP&EDには複雑な乙女心などを集中していない、無垢な状態の我々の深層心理に突きつける効果があったのです。
 
本作ドラゴンボールのEDではブルマが窓から雨を見つめるシーンが挿入されています。小学生なら、まずスルーするでしょう。中学生、高校生、大学生もまずスルーするに違いありません。このブルマの心境を理解できるのは、早熟な女子高生か女心をよく解するおっさんだけでしょう。
 
このシーンを見て、ブルマの性の目覚めや天才たるゆえの悩み、そして生理痛までを理解できるようになって、初めて鑑賞の大地に、批評の舞台に立つことができるというものです。
嫁と喧々諤々の議論をしながら、どうすればヤムチャとブルマは結婚できたか、またブルマとヤムチャは一応、ほいぽいカプセルのコテージでエッチをしている、という結論がどこから導けるか、という点からドラゴンボールを見ていく次第です。

Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい

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