Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

東大・赤門ラーメン(億葉集)


東大情報学環のシンポジウムにパネリストとして招かれました。

テーマは、表現の不自由について。最近何かと話題のテーマです。藝大でのアンデパダン展にて唯一の出品不許可作家でしたから、人ごとだと思っておりましたら、まぁ、言われてみれば確かに人ごとではないですよね。

 

とりあえず、作家の戦略なきジャストアイディアの具現化は否定はしないが極めてダサいものである、という論をヴォルテールを引用しながら、下半身を熱くさせつつフルボッキの状態で語らせていただきました。

 

私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る。

I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it.

 

社会との接点を持たない、持とうとしないアートのダサさは、しばしばマスターベーション(この表現も全然考えてない人であればあるほど使うクリシェなのであまりつかいたくないのですが)に例えられますが、まさに作家の怠慢にしばしば原因があると言わざるを得ないでしょう。示威的自慰ではなく、誠実に相手を想定した表現になれば自然とスマートになり、オシャレにもなって多くの人が考えてくれるアートになるのかなと思います。

そんなこんなことを語った後、学食にて赤門ラーメンを食べました。6年浪人しても届かなかった味ですが、10年経ち、違う道を通りここまでたどり着くという妙味に舌鼓を打ちました。

詠める、

恥垢溜め
東大生に
道を説く
道は違えど
赤門ラーメン

 

 

 

Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい

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