Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

おかえり日常!某帝国企業T社での密会


日常カムバック!盟友のハンサム長田が開催する伝説の長田祭が遂に某帝国企業T社内でコロナを乗り越え解禁されました!ハンサム長田、私、某N社の帝国企業取締役、たまたま近くを通りかかったサンダルを履いた住所不定無職な方との濃ゆい会でした。当日は貸切の最恵国待遇に私、幕末の日本史を思い出しました!ちなみに、ハンサム長田がどれくらいの盟友かと申し上げますと、山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎のYKK同盟くらいな感じです。
某N社の帝国企業取締役も大満足の会合で接待は大成功でした。彼が窓から小石川後楽園を望む時、権力者の孤独と愉悦の入り混じった表情は一生忘れないでしょう。若くして権力闘争の階段を上った男のカンブリア宮殿にも、ガイアの夜明けにも見せない男の素股…(ミスタイプです)、素顔が垣間見れました。その隣で盟友ハンサム長田が取締役に「春には桜が綺麗なんです。多くの方がブルーシートの上で楽しく賑わいますよ」ニッコリ微笑みながら伝えると「桜をそのように見るのは東京の文化なのか?私は桜とは上から見下ろすものという認識しかなかった。今宵は大変勉強になることばかりだ」とおっしゃり、生まれながらの帝王というのはこうした方を言うのだなぁ、と私、末席から背筋をただしました。
他にも、さすが取締役、途中で出てきたT社セレクションの最高の日本酒の産地を愛知県だと豪語され、私たち一同もT社の本社が愛知県なので当然と疑わず、よしんば仮に愛知県でなかったとしても畏れ多くて言えない中、無邪気な女性の店員さんが、取締役に向かって、あろうことか半笑いで「静岡のお酒ですよ」と伝え、場が一瞬凍りました。私も冗談で、店員さんに産地を聞かなければよかったのですが、さすが取締役「このご時世、真実に勝るものはない、よく言ってくれた。あえて君たちを試したのだ」と寅さんのように優しく言い訳されていたのが印象的な夜でした。それを察知したハンサム長田は即、追加の知多、白ワインと疾風怒濤に注文し、記憶の改竄に成功、翌日は焼きカレーを食べたことしか覚えてなかったとのことです。さすが気回りが効くT社が誇るイケメン、ハンサム長田です。
個人的に感銘を受けたのは、某T社の充実したメニュー(福利厚生)でした。塩ゆで枝豆180円、甘エビ辣油和え280円、淡麗醤油ラーメン200円と小学校のバザー価格で海原雄山のところで修行を積んできたようなシェフが次から次に料理を運んでくれました。T社の福利厚生を黄金のシャワーのように浴びさせていただきました!
その横で、サンダルを履いた住所不定の方は延々とクリームソーダばかりをむしゃむしゃ食べておりました。普段、食べることのできないであろう高級なクリームソーダです。一口一口惜しむようにペロペロとお腹を空かせた仔猫が母猫のお乳を貪るように一心不乱に召し上がっており⁠ました。まるで人間の赤ちゃんのように自由な方でした。
ちなみに取締役の背中にクラリスのタトゥーが入っていることは内緒です。データテック界隈では「イガリス」といえば泣く子も黙るラジオネームらしいです。反社疑惑が上がるだけでもNGとのことなので皆さん見なかったことにしてください。
帰りがけに某T社のミライに試乗させられそうになったのですが、危ない危ない、無免許で飲酒運転は大島渚監督の『ご法度』くらいご法度なので遠慮しましたが、自動運転なので大丈夫ですよ、と自信に満ちたハンサム長田の口調から某T社の高い技術力を感じました。完全自動運転の飲酒運転の観点からの法整備や内燃機関、社内トイレを使ったら隣にあきおさんに似た人がいた、これから自動車業界は内燃機関よりかはソフトベースのOS化を目指すのか、など攻殻機動隊シリーズの1話で人質になるような軍産複合体の方たちがするような会話を楽しくせていただきました。素子が突入してきて私も撃たれてしまうのではないかとヒヤヒヤしながら、日本酒をクイッと飲み干しておりました。
大変素敵なお祭りでした!また参加したいです!

Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい







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