ぱんだオーケストラ見てきたった!!!
今年で7回目の演奏会、自分は6回いってるので、ほぼ皆勤賞ですw
石神井寮が解体されて今月ではや一年、石神井寮からいただいた数々のご縁が今も続いております。
まず、なによりも寮生の後輩たちがぱんだオーケストラにめっちゃ乗っていまして、今日も後輩達の勇姿を楽しく、また頼もしく見させていただきました。自分は、あと一年大学院におりますが、後輩のほとんどが社会人として厳しい、超厳しい社会の荒海に漕ぎいでると思うとその感慨もひとしおです。今度はおごってくれる後輩たちが出てきてくれたらうれしいなぁ。
そして、石神井の母ならぬ、近所の方とのご縁もありがたいです。いつもご自身で栽培されているお野菜をお贈りいただき、その度に石神井寮生で集まって美味しく頂いております。これも石神井寮のご縁ですね。いや、ほんとうにありがたいものです。ご挨拶できて光栄でした。いつもぱんだの演奏会でお会いしております。
ぱんだオーケストラは、今年で卒業公演で、まだこれからどうなっていくのか、定かではないようですが、続けていく厳しさも少しだけわかるため、安易に続けていってほしいとは言えないのが辛いところですが、なにはともあれ、後輩たちの選択を支持します!(^-^)
今日の演奏まとめ
クラシック音楽、と聞くたびに拒否反応を持つ人がいるかもしれないが、そんな人にはまずパンダオーケストラをおすすめする!一言で言えば、ぱんだの特殊性、他のオーケストラとの一番の差異はその”自由度”にある。
開演前の(前座の)演奏から、曲変わりごとの団員のインタビューやミニコント演奏、戯けた中に宿る高度なテクニックは見ていて実に楽しく、心踊らされ圧倒される。
学生のおふざけ?それは見ずしていうなかれ。音楽を聴けば団員の真摯な態度が如実に伝わってくる。黛敏郎の曲を世界初初演したり、ピクールの交響曲第0番を演奏したりと第一線のクラシック音楽まで堪能させてくれる。真面目から道化まで自由にこなすその姿は音楽家に例えればモーツァルトであろう。自由気まま、天真爛漫!それがぱんだの精神なのである。
極めつけは、自由度の高く祝祭を彷彿とさせるアンコール。この最後の花火は観客と楽団員がひとつになる瞬間でもある。こんなに聴衆と演奏者がひとつになれる吹奏楽オーケストラは世界を探しても南米wとここだけにしかないだろう。実に素敵なオーケストラ体験である。
コンマスのサックスの上野のソロにはまたしても痺れさせられたが(くやしいがw)、上野の他にもサックス、トロンボーン、トランペット、チューバ、ファゴット、クラリネット、コントラバス、ホルン、打楽器、ピアノ、ハープとみながみなブラボーであった。最後の指揮の石坂のアンコール曲には4年間の思いが詰め込まれていて自然と涙が湧いてきた。
いつも憎たらしい、後輩たちで、先輩のおれを舐めくさってばかりいて、今度こそ会ったら絶対におごらないとかなんとか思うが、やっぱり、いつもこうして舞台に立っているあいつらを見ては、許してしまう自分がいるw
あいつらの演奏を聴いて、やっぱり、思うのだ。クラシックを聴くとやはり、神を考えずにはいられない。進化心理学的になぜクラシック音楽が神を彷彿とさせるのか、神経科学者のオリバー・サックスを紐解いても見つからなかったが、しばらくはこの命題について考えていきたいし、いずれ、決着も着けたい、それが俺の使命なのかもしれない。
神を召喚するアホな後輩たちの真摯な演奏、お見事!心打たれっぱなしな2時間でした!今はYoutubeにも進出して、一緒になにかコラボできたら楽しいね、と思ってますので、ぱんだのみなさん近々コラボレートしましょう!
越後スター、いっちーこと、石神井寮 元寮長
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