佐渡・本間家能舞台に行ってきました!

たまには、おしゃれなぶり子さん
新潟ウォーカーに出てきそうなモデルの雰囲気満点太郎です!ゼクシー置かれるのには注意しましょう。ゼクシーを見かけたら、ポイですw

大樹がお出迎え!
昨日の続きです!

外側の門構えはこんな感じです。

しっかり撮ってきました。面倒な解説はこっちにお任せ!グーグルには出てこない貴重な情報です。
大好き佐渡!大好き新潟!ずっと大好きにいがた!大晦日ににいがたに帰ることを考えると今からワクワクします。新潟駅でのポン酒館ライブ楽しみだなぁ。
加茂湖の近くには、能を見る舞台が重要文化財な感じで近くにありました。本間家能舞台です。
荘厳な面持ちで門をくぐる時には”念”がないと入れないようでした。ヒソカがまるでこちらに悪意ある”念”を飛ばしているようです。ぶり子さんと私は無事に入場できましたが、その先では能の稽古をされている方々がいらっしゃって、念は奥が深い、という類のことを念でおtばしていたのかもしれません。

いい感じですねぇ
念も能も奥が深いですねぇ。佐渡は世阿弥が流された場所なので、観世が主流なのかなと思っていたら、けっこう宝生流が盛んなようなので予想と違ってびっくりしました。このくらいではまだまだ押し子はちびりませんのでご安心ください。

中曽根首相いらっしゃったのですね。人間たちの愚かな、美しい営みをこの大樹は見ています。
美しく樹齢を重ねている大樹が入り口にありました。きっとこの大樹は中曽根首相をご覧になったことでしょう。有名人が訪れた場所はそれだけで霊的なスピリチュアルスポットになるのですねぇ。私もいつかは、自分の存在がスピリチュアルGスポットになれるように精進していきたいと思っております。
室町から今にいたるまで、この大樹は謡もたくさん聞いたのでしょう。厨子王と安寿も見ていたのかもしれません。

どどーーん!

ババーーン!!本間家のマーク、本というロゴが刻まれている。
能の舞台はとても簡素で光が入ってとても綺麗でした。稽古場の隣には歴代の能楽師やら、練習で使うのでしょうか、面(おもて)が置いてあって壮観でした。一度芸大の授業で銕仙会(てっせんかい)という観世流の能舞台にお邪魔させていただき、能面と衣装を着て少しだけ能楽師体験をさせていただいたことがありますが、能ってなんていうんでしょうか、ほんともう不条理すぎて、ほんと、最近死んだ妖怪マンガ家くらいに不条理で現代の起承転結に慣れている人間にとっては能は確かにもはや理解不能な演目が極めて多いのかもしれません。
能の基本形式は夢幻能といって、大抵旅人が宿を貸してくれといって、貸してくれるといった者は、大抵神様かもと武将かもと美人か、何らかの歴史的有名人か歴史的コンテキストを背負った方々で、大抵、宿を借りた旅人か僧侶は眠りにつき、夢の中でその神様か歴史的著名人の舞を見て、舞を終えた歴史的人物たちは大抵成仏してしまうという、え!!!??なにこれ!?珍百景!!!というシナリオで物語が進んでいきます。

中はこんな暗示になっているのですねぇ。荘厳な感じです。こちらも姿勢を正しました。
能で一番不条理だと感じた演目は、藤戸という演目で、藤戸とは地名のことである。これはもう死ぬほど不条理すぎてその衝撃はマジでおしっこちびってしまったのを覚えている。
ストーリーはこうだ。源平合戦の頃、とある漁師が海の裏道的なのを知っており、源氏方の佐々木盛綱という武将が、おいおい、裏道教えてくれたら褒美をやるぞ、と漁師をうまく抱き込み、情報をゲットしたのち、お前は秘密の作戦を知っているから、返すわけにはいくまい、ここで死ね、と殺されてしまうという悲しい話なのである。
んでもって、さらに悲しいのは、後日、源平合戦に勝利し、領地を藤戸に得た盛綱、調子に乗って、領民たちにお願いのあるやつはなんでもいいから言ってみろ、聞いてやる的なノリノリの、きっとこんな感じだったのでしょうか。
そんなノリノリの盛綱の前に、一人の老婆が、杖をつきながらヨボヨボ歩いてきて、一言、、、あぁ、息子を返してください、、、おしまい(アド街ック天国風)
……なんて不条理!なんたる不条理なのだろうか!この話の衝撃具合まjッパンエェェ!!!あらびき団を初めて見た時くらいの衝撃である。ウゴウゴルーガを初めて見た時の衝撃にも似た、みかん星人アワーであり、アニキであった。
しかも、その後、盛綱は、あ、そうか、んじゃ、供養すっか、(軽w!!!)っといって供養すると、漁師の霊が成仏してしまうwのだから、本当にどこまでも不条理な劇なのである。
しかも能とはたいていがこんな演目だから驚きだ。そして、そして、今日最も伝えたいことは、なんだかんだ言って、やっぱ能は舞台で見るとめっさ!!!面白い!!!つーか衣装めっさ綺麗。つーか、謡、低いおっさん連中の歌声が腹に響いて気持ちいい。小鼓、太鼓、大鼓、後見、後輩に大量の能楽師がいるから、めっちゃ教えてくれたのは今でも偉大なるかな、私の財産であるし、そろそろ、あいつらも活躍する頃なので、楽しみに見ている。生きてりゃいいことがあるのは、どこでも一緒だ。後輩たちの成長を見守るのも私の一つの楽しみである。
そんな藤戸を思い出しながら、巡った佐渡の加茂湖周辺の第一ポイントであった。明日は、アートのトイレを紹介したい!

高浜虚子も来てたのでしょうか?

なんかの賞をもらった形式があります。

小さな花が咲いていました。きれいだなぁ。心が和む。和むなぁ。都会の喧騒を離れて和むよぉ。
あ~~~、なんて進むのが遅いんだろう俺wwwチャンチャンw
佐渡島スター・いっちー
そういえば、佐渡市長、この前地方創生のシンポジウムで芸大に来ていたな。一緒にお酒を飲ませていただいたのはとても素敵な学生時代の思い出です。
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