佐渡・レンタカーを借りるの巻!
友人たちからの熱烈な再開要請を受けたので、今日は天皇陛下の話を語ろうかなぁなんて思っていたのですが、佐渡島編の再開となります。不思議な町、私たちのふるさと新潟の、私たちの高校の裏から見える佐渡島、松林でのランニングは思い出したくない地獄の特訓でした。
彼らも地獄の松林ランニングを思い出していることでしょう。
さて、今日は連載3回目です!前回までの続きがきになる方は下記を参照してください。
魚拓が豪勢に飾られています。大漁なんですねぇ、本当にでかいです。こんな魚が釣れたら、びっくりしておしっこちびってしまいます。
レンタカーは絶対必要。
佐渡汽船を出て、右側にあるレンタカーのお店に行きました。今回使ったのは、渡辺産商レンタカーです。2週間前に予約をしたのですが、トヨタレンタカーなど、大手のレンタカーはすでに予約されまくっていたので、正直超焦りましたwなんなら、バスで回ろうか、的な感じでしたが、佐渡は絶対絶対バスでは回れませんので、2000%レンタカーを借りた方がいいです。
ぼくたちが行ったのはお昼前、11時頃でしたでしょうか。レンタカー内にある車が二、三台あり、受付を済ませて、保険をかけまくっていざ出発です。運転するのは、5年ぶりくらいか!?最近は地元に帰っている時間も少なく、地元に帰っても車を運転していなかったので、あまり運転していないのです。
じっちゃんやばっちゃんやおかんをしまむらやアベイユに連れて行くこともめっきり減りました。
なんとハイブリッド車だったので、二日間で214キロ走り回ったわけですが、全然ガソリンが減らずびっくりしました。ハイブリッド車の底力を見せてもらった気がします。途中、くだり坂を下っている時など、今、何キロとか出ているメーターのところに充電されている表示が出ていたのですが、本当未来っていつの間にかきてるものなんですねぇ。
レンタカー屋さんから借りを借り受けると、早速乗車、実は生まれて初めてレンタカーを借りた僕はめちゃんこ緊張していました。レンタカーを借りるってのは、これから起きるすべての出来事に自分で対処しなければならないということです。自分の責任で行きたいところに行き、自分の責任で決められた時間までに帰ってくるということです。トラブルがあっても誰も助けてはくれません。全部自分で解決しなければならないわけです。
アァ、なるほど。なるほど・ザ・ワールドとぼくはまたこの世の真理を知りました。そうなのです。車好きや、ヨット好きな方は基本的に自分で自分の人生を切り開いていくのが好きなのではないだろうか、と気付いたのです。特にヨット乗りなんてそれが顕著なのではないでしょうか。
見ず知らずの大海、誰も頼ることのできぬ極限の状況で自らの体力と知恵のみが最後の頼りの綱、そんな中でクルーの命を預かることを想像しただけで、おしっこをチビってしまいそうだ。最近はおしっこをちびるという表現をよく使っております。ことがあれば、おしっこをちびる。人間ちびってなんぼなんだと思いますし、ちびるような経験をするからこそ人生は素晴らしく、バラ色に輝くものだと思うのです。
ピアフのように、大胆に!情熱的に、おしっこをちびっていきたいです。
ぶり子さんの命を預かるわけですから、相当な覚悟を持って車を運転しなければなりません。おそらく、大人になるというのは、成人式(暗黒の成人式についてはまた後日書きたいと思います。二十歳の朱鷺メッセで迎えた成人式は誰とも話さず、誰とも会わず、そのままスーーーーッとフェードアウトしたのはいい思い出です。その時にリア充め今に見てろ!感が私の創作のみなもと太郎です。)
人が大人になる。それは成人式ではない。またお酒を飲むことでもタバコをたしなむことでありません。お酒なら、高校生の青山祭で問題になったクラスがなつかしいですwあれも青春、謹慎処分が懐かしいですw寛大、なんて素晴らしいんでしょうか!今の子は打ち上げでお酒飲まないのかな?飲んだほうがいいよ、それも青春・エディット・ピアフだw!
大人になるとは、ハンター試験である。成人式で免許ゲットみたいなもんだ。しかし、本当の裏免許は念の習得になるように、大人の証明はレンタカーを借りることだと思う。その重圧に打ち克った時にこそ、人は初めて大人の階段を上るのだ。
その経験を佐渡島は俺に与えてくれた。キーを受け取るなりぼくは震える手つきでエンジンをかけた。初心者がよくやるサイドブレーキミスはしなかった。ぼくはドライブにギアを入れ、そぉ〜っとブレーキを離した。すすすーっと車が進む。アァ、俺、大人になったなぁ、と感慨深いものを感じた。
しかし、そのまま公道に出るにはあまりにもリスクが多すぎる。なので、ぼくはトロトロと場内を3周しました。きしむ砂利が、じゃりじゃりしたで行っております。かみしめるようにゆっくり車は弧を描きます。最後の周の時に、店員さんが声をかけてきて「どうなさいましたか?」と心配されてしまいましたが、それも今となってはいい思い出です。恥は一時、志は一生!なんて言ったってこの旅、無事故無違反で戻ってくるわけですから!最高スピードは、100キロを記録しましたが、まぁ、スピード狂にはお互い気をつけましょう。
さてさて、おしっこをちびりながらも、ムーニーマンを履いていたぼくは、とりあえず、新潟のチンタラ丸の面影をたたえつつ、初めの目的地、加茂湖にやってきました。この白い地面、なんと
あぁ〜、またやってしまった。全然すすまねぇ。さっきの俺の車の場内3周並みにすすまねぇ。トンビも3周回ってる俺をリスペクトしてくれたんだと思います。明日は、能の舞台と芸術のトイレというめっちゃめちゃ面白コンテンツを紹介したいと思いますので、それでは、ちゃいば!
越後スター・佐渡島スター・いっちー
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