哲学は役に立つ、サボテンの花(億葉集)
なんとブログを二日連続でアップすることに成功しました!
明日もアップすることができれば、この先毎日ずーっと上げ続けることがしております。
最近、戸田山さんの『哲学入門』を読み、大変感銘を受けました。私自身哲学に対して、役に立たない学問であると心の底で思っていた節があります。もちろん、芸術学科美学専攻ですから、建前では美学や哲学は役に立つと言い張らねばならない状況に立っていたわけでしたが、これがついに、心の底から哲学は役に立つ。それも工学と同等に実社会の役に立つということを知ることができました。
ホモデウス、シンギュラリティー、AI、自由意志は存在しない、など自分が漠然と考えていたテーマや問題意識が、この本により、明晰化され、包括され、あたかも鳥が空から見ているかのように問題の関連を俯瞰させてくれました。
哲学にできることはある。
関連して、自由についても、たくさんの自由があることも目からウロコのウロボロスでした。これまであまり考えてこなかった、勉強してこなかっただけかもしれないのですが、自由についてこれまでよりもより深く多様に考えられるようになったこともうれしかったです。
様々な自由の進化が集まって、自己の自由というものが構成されている。まさにawakenに近い啓蒙を感じました。
現代の自由概念は複雑で多様である。
↑これは私の意見(戸田山さんもどこかで言っていたと思うのですが、正確をきせば戸田山さんが言っていたか確認できないので、意見としておきます)
今回の戸田山さんの自由概念の分析は道徳を通じた観点からの分析であり、その分析の観点が生命の進化の歴史と伝統的な哲学とのハイブリッドによるものであった。
↑要約(のつもり、意見ではないものの要約としては乱暴かも)
哲学は、そうした自由のあり方も分析できる(している)
↑これは戸田山さんが書いていること
哲学とは、このように自己の意見なのか、他者の考えなのか、解釈なのか、まとめなのか、を厳密に考える学問です。
ともすれば、上記のものを混同しがちな私ですが、慎重に言葉を選ぶようにして文章を書くように訓練しています。時々、まだまだ混同することも多々ありますが、おっさんふたりの先輩方に優しく見つめられながら日々精進しております。
さて、本日の億葉集です。ではどうぞ!
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猫道を
知らぬ谷根千
猫会えず
大あくび
口閉じるとき
デビルちゃん
かめのこや
たわしはわたし
リサ・ランドール
筋肉を
鍛えるだけで
しあわせな
気分になれる
オーおおおっおー!
気になる店
勇気を出して入ってみる
出会いが必ず
なんかある
恵比寿で 飲むエビスビール
勝者の味 ミスター味っ子
オーマイこんぶ!
ファイヤーと
福澤朗
恵比寿夜
県民ショー
母が食べたし
カレーそば
郷里の味は
二階のイタリアン
かめっちょ
あさがおっちょ
こいっちょ
たきのおとっちょ
是日々平安
サボテンの
花みつけたり
祖父が死ぬ
朝日さす
ベンチ座りて
朝メノン
Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい
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