弁天堂・灯篭祭り(億葉集)
巷はお彼岸ですね!
巷といってもここは谷根千!港区ではないですね!
いつも栄華の巷を低く見てますがw旧制高校文化が大好きな33歳がお送りしています!
本日のカウトダウンTV!
歳がわかっちゃいますね〜!
さてさて、本日は7月17日の不忍池・弁天堂で開催された灯籠祭りをご紹介いたします!
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灯籠祭りの全体的な雰囲気はこちらからご覧になれます!
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じい様が死にたてほやほやでしたので、供養と聞くとじい様を思い出します。
神道と仏教と科学のハイブリッド信仰者の私ですから、ひょっとしたら、
極楽なんてものもないかもしれないなぁ、と思いつつ、死んだすべて無になるので、
そんな状態であるならば、自我もなくなっているので、
じい様やばあ様に対する感謝も届いておらずで、
結局は、自分の満足のためにやっているという可能性もあります。
ご先祖様を敬っても、実は現世利益0なのかもしれません。
しかし!そうはいっても、パスカルの賭け。この供養がじい様たちに
届くか定かではありませんが!わからないのならば、わからないで
とりあえず、届く方に賭けておけば損はありません。ただ、1000円の出費がかかりますが笑
パスカルの賭けとは…
パスカルの賭け(パスカルのかけ、フランス語: Pari de Pascal, 英: Pascal’s Wager, Pascal’s Gambit)は、フランスの哲学者ブレーズ・パスカルが提案したもので、理性によって神の実在を決定できないとしても、神が実在することに賭けても失うものは何もないし、むしろ生きることの意味が増す、という考え方である。『パンセ』の233節にある。『パンセ』は、パスカルが晩年にキリスト教弁証学についての書物を構想して書き綴った断片的ノートを死後にまとめたものである。(ウィキペディアより)
じい様、ばあ様、あの世で、なんか、うんめもんでもたべてなせや。だまってねってなせや笑
…というような思いを込めて、灯籠を流しました。そして、自分の家族だけでなく、嫁のご先祖様も一緒に供養させていただきました。
これが家族というものなのですね。よく結婚は70億分の1の奇跡だと言いますが、そんな比じゃないんじゃないかなと思います。偶然の無限乗(←これについては拙著『人間芸術家宣言!』をご覧ください)があって、今、自分たちは同じ次元を生きてるのですね〜!
さてさて、前置きが長くなりましたが、それではいって見ましょう!本日の#億葉集!!!!どうぞ!!!
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弁天堂・灯篭祭りに来ております。
下谷仏教会の催しでボート池に灯篭を流します。
じい様が死んだばかりでしたので、一ノ瀬家とお坊さんに一筆ご揮毫いただきました。
毎週の土日には嫁とお参りしておりましたので、自分の先祖だけ供養するのもなんか違うな、
と思い直し、嫁の先祖も供養することにいたしました。
なけなしの夕飯代でしたが、自分が今、生きているのも、ご先祖様のおかげである、とまぁ、
実際は私と同じように行き当たりばったりで、適当に生き、適当に周りが結婚してるし、
周りが子ども作ってるから自分たちもそういうもんかな、と子を育てたのではないかと、
解釈をしておりますが、
まぁ、自分の子孫が自分に感謝してくれるのは歯がゆいものの、かわいいもんだと思わされる
節々もありますから、嫁と自分のご先祖様に、もちろん、弁財天様にも報恩感謝を申し上げました。
弁天堂本堂には、先の大戦で家族を失った、おそらく後期高齢者の方たちが主役で、
遺族代表的なタスキを肩にかけておられました。
なるほど、死んだじい様もばあ様も戦争を経験しておりましたが、
戦後73年が経ち、語り部たちもそろそろ呆けてくる頃ですね。
戦争を知らない子どもたちの時代がやって来ます。
想像力なくもコミュ力の高いでじたるねいてぃぶたちに超期待です。
NHKスペシャルを見ていると、そろそろ寿命だからと戦争で人を殺してしまったことを
一生のトラウマにされている方もちらほらいらっしゃるようです。
戦争の想像力が完全に欠如してしまっているパープリンな私は今日も米軍の核の傘の下で
のんびり歌を詠んで過ごすのです。
弁天堂に響くお経は大変美しいものでした。
詠める、
いい世だな
蓮の葉ひらく
核のよに
海老猫背
皺の尸の
妹が哭く
おじいちゃん、おばあちゃん、が光ってる。
子どもは素直ですね。
かつて不忍池では先の大戦時の食糧難の時に田植えが行われていました。
そんな時代もあったね、と振り返りつつ、巨大な池之端プロジェクである億ションを眺めます。
各部屋ともにすべて売り切れだそうです。
これから日本もハイパーインフレに突入します。
昨日の為替からも円についてきな臭い匂いがしてきました。
金利が上がったら逃げの兆候。一瞬の円高の逃げ時を逃さず、池之端のマンションを固定金利で買おうと思います。
今は上りゆく通貨に夢という名の希望を乗せます。
上野噴水広場や谷中の坂の上から億ションの上階が見えます。
井戸の深淵を覗く時あちらもまた私を覗いているのです。
最上階の景色を見て見たいものです。
風が湖面を強く揺らします。
死してもなお、私たちはラットレースから逃れることができないようです(苦笑)
詠める、
死してなお
風に流され
競う性(さが)
インフレと
ビットコインの
摩天楼
レジェンドを撮りました。
上野、いえ台東区が誇るカメラマンといえばこの人、須賀一さんです。
昭和の時代から平成、さらには平成の次に来る光紀と台東区を撮り続ける伝説のカメラマンです。
台東区役所もその作品の記録性・貴重性からデジタルアーカイブに着手しています。
須賀さん自体を撮った写真は極めてレアなため、
わたくし、極めてレアなシャッターチャンスに手が震え、ブレてしまいました。
高速、いえ光速で動く須賀さんは1/8000のシャッタースピードをもってしてもとらえることは難しく、
シャアと対峙した連邦軍のガンタンクの、気持ちになりました。
木の葉の黄色い閃光も、きっとこれくらいのスピードだったのだと思います。
あ!斬られる。。と思った瞬間、まさに天龍一閃、すれ違いざま、
「君の写真のアレ、ブレ、ボケ、悪くないよ」と一言、ぽつり、と言われたような気がしました。
言われたかもしれないおことばを糧にさらなる精進をしたいと思います!
レジェンドを前に緊張した私、恥ずかしながら脱糞をしてしまった次第です。
詠める、
レジェンドを
撮る俺の腕
ブレッソン
アレ
ブレ
ボケ
ブリ
ブリ
ブリュゅりゅりりれりゅりゆりゆゆりゅゅゅれ
灯籠流し、綺麗ですね。
夏の終わりを感じました。
灯籠流しですが、灯篭自体はお坊さんが流してくださるため、自分で流すことはできません。
でも、やっぱり自分で流したくなるものですねぇ〜。
それゆえに、自分の家の名前が書かれた灯篭を見つけられたら超ラッキーです。
集合写真があると、まず探すのは自分のですよね?
その次に好きな人やら友だちを探します。
それが私たち自身がいかに自分という存在に縛られているかの証。
私が自分の家の名前の書かれた灯篭を躍起になって探すのも当たり前のことなのです。
詠める、
いずくにや
わが名書かれた
灯篭は
われも人なり
彼も人なり
不忍池・弁天堂を背景にオタ芸の収録が行われておりました。
いま、都会から若者たちが集まってパフォーマンスをする場所がなくなりつつあります。
基本的に行政はネガティブな住民の意見しか届いてこないシステム上の問題もあります。
猫もしかり。
猫がまちにいてうれしいという報告はまず入ってきません。
清浄な空気を好む千代田区からこのカオスで雑多な台東区に避難してきたのでしょう。
歴史的に鑑みれば長期的に栄えるのは台東区です。
詠める、
なんか緑のペンライトが
いまどきのアニメっぽい
甲子園終わりましたね。
大阪桐蔭、強かった。釜農、ワクワクをありがとう!
さて、いよいよ夏も終わりです。井上陽水の少年時代がしみる季節となりました。
公園内も蝉の声からリンリンリンと鈴虫っぽい声がちらほら聞こえてきております。
実はあまり知られていないのですが、上野公園にも、しかもコルビジュエル?コルビョジュワでしたか、
失念して大変申し訳ありませんが、が設計したという西洋美術館とその弟子、前田太尊が設計した東京文化会館に
隣接した山岡士郎記念球場があるのです。
先日も、究極のメニューチーム対至高のメニューチームが対戦しているのを観戦しました。
プロ野球や甲子園もいいですが、草野球も牧歌的でいいものです。
恋人同士での夕涼みナイターは超おすすめ。まだまだ蚊もちらほらいるので、
ビールのお供に虫除けスプレーは必須です。
※先日、セミー・ソーダ選手が特大ホームランを打ち、西洋美術館の地獄の門にボールが挟まっておりました。
市民の公園ぽくて素敵な出来事でした。
詠める、
夏草や
吉田の腕と
秋の暮れ
おはよう!ぼくの好きな時間!
朝顔ひとつで人はこんなにも幸せになれる。
ブラック企業ではたらくみなさ〜ん、メンタル・ミリオネアの私からのアドバイスは以下です。
1.満員電車に乗らない
2.通勤はドアトゥードアで30分以内
3.植物を育てる
4.ヌく
5.ときおり筋トレ
とりいそぎご参考まで。
詠める、
朝早く
勝手に目が覚めて
見惚れる朝顔
コーヒーの豆挽く
カリカリカリ
近所の猫にも
カリカリやるなり
こうやってボートの入れ替えやメンテナンスをしてるんだなぁ
さすが緑と坂のまち、山手線内のジブリタウン、谷根千です。
あまり見たことのない種類のニイニイゼミが家に迷い込んで参りました。
いつもならそのまま逃すのですが、珍しい種類でしたのでそのまま、その時揚げていた天ぷら油に、
ダイブさせました。
カラッとあがったニイニイゼミくん、味はよく居酒屋で出てくる干しエビのやや香ばしいバージョンでした。
食べ物も窓から入ってくるなんて、食費も浮きます。
詠める、
見たことない
生き物見ると
まず毒ないか
すぐに調べる
跳ね馬に乗る。男の子なら一度は見る夢。
まずはここからスタートです。
詠める、
結局は
小さなことから
コツコツと
積み上げた奴
一番強い
この日の活動の記録写真が、たぁ〜っくさん!とてもよい写真がありますので、ぜひご覧ください!(^-^)
Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい
お!なかなかいい記事じゃん!と思われた方はアマゾンでお買い物♪