やっぱり谷中、小津和紙に行きました。(億葉集)
小津和紙に行ってきました!
というのも、文化庁アソシエイツとしてワークショップを開催させていただく機会が増えたからです。
地方創生で各地方の魅力を引き出すお手伝いをさせていただいております。
浪人時代の鬱屈した時期にマンガを描いていたおかげで線が観えるようになったのは、大きな資産です。
今は、その浪人時代のレガシーがばっちりと地方創生に役立っています!
基本的に、各地方で行うワークショップは水墨画です。私が大きな紙に絵を描き、
その上から現地の住人の方たちにまちの魅力を文字で描いてもらうワークショップです。
ワークショップ開催の様子はこちら↓
最近は、ワークショップだけでなく、作品として水墨画を掛け軸にも描くようになったところ、
元高島屋の学芸員の先生から、しっかりいい紙といい墨で描くようにしなさい、とご助言をいただきました。
私、これまで、ホームセンターの障子紙と100円ショップで買った墨汁でしか絵を描いたことがありませんでしたから、もう、驚き桃の木山椒の木でした。
紙、紙、…まずはいい紙か。
ドラクエでロトの鎧やつるぎ、かぶとを揃える勇者のような心境でいい道具を求める旅がはじまりました。
まずは、紙!それで、やってきました!日本橋にある小津和紙!ここで、いい紙をゲットします!
中には、普段接している藝大の日本画の先生方の作品がずらりと並び、普段フレンドリーな先生方を遠くに感じました。
中でも、一番勉強になったのは、紙の質でした。たまたあ開催していた西嶋和紙の展示会で紙質体験コーナーが設けられていたので、紙とは何か?ということを知れる稀有な機会をゲットすることができました。
実際に描いてみる事で、これまで、書家が描いた滲みというものをはじめて認識することができました。
今までの自分は書家の描く滲みが完全に盲点に入っていて、気に留めもしなかったのです。
実際に、描いてみる事で、滲みをみるだけで書家の筆跡のスピードまでわかってしまうということが収穫でした。
滲み、という概念を学び、私の技法的にも表現の幅が広がりそうです。
さらに、筆も100円ショップのものしか使ったことがなかったので、細い線を引く事がこれまでありませんでしたが、ここで4000円の筆を使ってみたのですが、いやぁ、細い線が引けるわ引ける。弘法筆を選ばず、は実際には異なるとは言いますが、これ、確かに!と思いました。筆選びはめっちゃ大事です。
他にも、金泥やお試し体験で、ちぎり絵のハガキを作るなど、体験も充実する場所でした。
小津和紙、超楽しかったです!!!
それでは、長くなりましたが、いってみましょう!本日の#億葉集!どうぞ!
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またマウントをとらせてください。
たしかに鎌倉はいいです。
鎌倉はわたしの晩年の候補地ではあります。しかしぬがら、まだまだ働き盛りのわたくし、
やはり、ダントツで谷中がNo. 1です。
ベジータがまちランキングをしたとしても、やはり、認めざるを得ないでしょう。
ヤナカカロット、おまえがNo. 1だと。
緑、坂、風、虫、猫、芸術、祭、そして、それが山手線の中にある。
どうです。広尾の皆さん、麻布の皆さん、勝てないでしょう?笑
すべてが揃ったロイヤルストレートフラッシュタウン、谷中。
詠める、
鎌倉に
匹敵するの
谷中だけ
ベジータも
認めざるを得ず
ヤナカカロット
小津和紙に来ております。
ついに日本画の本物の世界に足を踏み入れました。
三菱地所のみなさん、もうしばらくお待ちください。
あなたのお家をエレガントクラッシャーに飾るアート作品をお届けする日も間近です。
今まで100円ショップでのみ材料を揃えておりましたが、
それでは見向きもしてくれない層があることに気づかされました。
額、が大事なのです。いえ、むしろ、額が本質なのです。
絵はダメでも、額がよければ絵は成立してしまうのでます。
中に入ると、これまたびっくり、楮から紙になるまでの製造過程が逐一パネルにまとめられており、
いままで紙なら全部一緒だと思っていたわたしに雷を落として来ました。
あぁ、なるほど、アートとは歴史をうまく消費すること、なのだと悟った次第です。
勘のいいあなた、さすがです。わたしのパンツは濡れています。そうです。まさに脱糞をしておりました。
近くにある紙を、大変恐縮に使わせていただきましたが、なんと、それは、大変硬い紙でして、
わたくし、血便にもまごうことなき木花之佐久夜毘売、コノハナノサクヤヒメ!
がお尻から出て来てしまいました。かぐや姫ちゃん。
小津和紙併設の展示場では、西嶋和紙のイベントがやっておりました。
これほんと驚きでした!どこかで見たことのあるにじみのある書、あれどうやって書いてるんだろ?
積年の疑問も氷解しました!あれ、紙質なんですね!それと、墨!ほんと違うんです、
これ、これは100円ショップのものだけを使っていると気づけない質感です。
筆もビビりました!4000円の筆がお試し用でかけたので使って見たのですが、これまた、ほっそい線を描くことができました。
あぁ、こりゃ、、いい筆じゃなきゃかけないものがあるわ。
弘法筆を選ぶわ、とまた、脱糞いたしました。
早速そのにじみを使ってアートを展開、タイトルは『岩女』、もちろん、ぶり子さんをオマージュしております。
詠める、
支持体で
こんなにちがう
美術かな
にじめ墨
硯と紙の
ラプソディー
セミがコマネチしてる、
そう、ぶり子さんは語りました。
なにをバカなことを言っ…、たしかにそう見えて来ました。
人によって見えてる世界って、ちがうんですね。
当たり前を当たり前として享受しない子どものようなぶり子さんの感性を羨ましく思った次第です。
ゲシュタルト崩壊は顔だけにしろ、ぶり子さんにお伝えしました。
詠める、
サンマルク
セミがコマネチ
しているよ
宗善寺生まれの谷中猫。
兄者はニャン太。
入谷で修行のち、谷中に至る。
詠める、
猫王に
なるの難し
激戦区
実家からスイカが送られて来ました。ゆーパックというやつです。
通年で申し込むと、毎月全国の旬なものが自宅まで届きます。
今月はスイカ、しかもめちゃ甘!!!!こんなに食べられるのか!?と思いましたが瞬殺でしたw
スイカの本質は水分なので一気に志村けんばりに、ザザジジザーと食べてしまいました。
2個一気ぐいして、お腹が痛くなってしまったので、残りはご近所へおすそ分け。
資源を他者に配分することで生存のリスクを上げる次第です。
詠める、
スイカぶった斬り
手足のごとく
怪しく光る
冷蔵庫の中
代々木上原、2回目の視察にやって参りました。
投稿を見た代々木上原在住の全く関係のない人(いまは承認して友だち)から、もう一度よく確認して見てほしい。
谷中よりも強いはずだ、とメッセージをいただき、再度二度目の調査にうかがいました。
結論から言って、やはり、谷中の勝ちでした。
彼は表参道勤務とのことだったので、やはり勤務地への距離で相対的にまちの評価も変わる、
わたしの勤務地は藝大近辺なので上野、あなたは表参道、どちらもステキなまちだ、
と固く握手を交わそうとしたところ、あちらの手に画鋲が見えましたので、思い切りチョップをかまし、ギリギリチョップ!
B’z!稲葉さんは教員免許を持っている!
私も持っている!えんがちょ!谷中の方が住み良いまちだもんねー!あっかんべー!と鳥山明的な世界観でディスって
代々木上原を後にしました。
帰りの電車の中で、よくよく考えてみると、
代々木上原、子育てしやすい、緑が豊か、お洒落な、デザイナーズハウス、坂道、商店街、そして、なんといっても銭湯!
しかしこれは、谷中の方がたくさん銭湯は残っておりますし、何より最新銭湯の萩の湯もあり、
萩の湯にはマイクロバブルバスもありますから、その点でやはり、谷中の勝ちだろうなぁ、と電車に揺られながら
勝ちの余韻に浸った次第です。
今度会ったら、画鋲を指して来ようとした彼の靴に画鋲を仕込んで完全勝利といきたいところです。
詠める、
ギリギリで
勝った要因
マイクロバブル
この日の活動の記録写真が、たぁ〜っくさん!とてもよい写真がありますので、ぜひご覧ください!(^-^)
Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい
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