Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

孤独な背中、新潟デッキー401(億葉集)


お盆編、まだまだ続きます笑

 

嘘つき狼ではありません。椎名林檎が好きな嘘つきです。

本日もエレファントカシマシと椎名林檎さんの新曲を聴いておりました。

 

さて、本日の#億葉集、舞台はわたしが中学生の頃に遊んだデッキー401!と新潟ど煮干し背脂ラーメンのなおじ、です!

ここでわたしのメンタリティーが形成されてたと言っても過言ではありません。

 

小中高とわたしを育んでくれたデッキー、そして二十歳の頃の親父とのエピソードの2本を合わせてを紹介いたします!

 

それでは、どうぞ!

 




 

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なおじ!ついにぶり子さんが本店を訪れました。なおじの歴史はここからはじまったのです。

お茶の水の店舗は、行かれた方はお分かりになると思いますが、入り口が狭く、
ぶり子さんのお腹が通らなかったため泣く泣く入店を断念し、雨の降る中外で立ち食いをしたことは
懐かしい思い出です。

本店はお茶の水よりも入り口が広いためぶり子さんも入ることができました。

やっぱいいですね、なおじのラーメン。浪人時代には、おやじからよく連れられてきました。

2浪目の二十歳の時、わたしが成人したおりにここ、なおじに連れてきてもらいました。
それまでも、ちびちび、子どもの頃からビールの泡を飲まされるという英才教育をわたくし幼少の
頃からほどこされておりますから、アルコールにはキルアの毒耐性並みに強いのです。

乳児の頃からすでに英才教育ははじまってました。おかんからは、そんなに早いうちからアルコールを
飲ませるとバカになる、頭がおかしくなるからやめて、と言っていたと言います。
そんな心配は杞憂であったというのは、わたしを見れば一目瞭然ですな。

これもひとえにおやじのおかげでありんす。

二十歳の誕生日になおじに連れられ、おやじと飲んだビール、食べたラーメン。
それほどの会話もありませんでしたが、今も時折、思い出します。

背脂と相性の合う、魚介類と煮干しのブレンド。オリジナルの『ど煮干しスープ』で作る
これぞまさに”新潟のラーメン”。
味に、わたしのように恥ずかしがり屋な、曇天の中、耐え忍びわらじや蓑をひたすら作り続ける
越後人のメンタリティーが凝縮されております。

訪れた際には、店員の方からいつも見てます!というありがたい一言。ニンニクたっぷり
入れときましたね!というありがた迷惑な行為、ありがとうございました!やはり、善意は善なのであります。

味の変化を楽しみたかったので次回からは自分でニンニクを入れさせていただければ幸いです。

詠める、

ど煮干しや
越後が生んだ
金スープ

おい、いくぞ
口下手おやじ
二十歳祝い

ぶり子さん
お腹引っ込め
入店す

にんにくを
入れすぎ口が
臭くなる
翌日出会う
リゲティー少佐

 

 

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孤独。男なら誰でも飼い慣らしているもの。時に飼い慣らされるものでもあります。そう孤独。

孤独と闘っていない男って微妙ですよね。東京カレンダーに載っていそうなセリフです。
インスタなんかやっている男にかっこいいやつはまずいません(※私は例外です)。
酒、タバコ、ギャンブルに女。昭和の男が経験するひと通りのトラブルを経てたどり着く境地が
きっとあるのでしょう。

おやじは多くを語りませんが、ただ猫にのみ本音を語っているようです。

親父のよき理解者は世界でたった1匹の野良猫な気がします。この時、わたくし、
ハッとしました。自分にとってのじいさま、ばあさまはおやじにとってのおやじとおかんなのだと。

男として、両親の死を経験して、深まるもの。それが男をさらに男らしくする気がしております。
男のメディウム・スペシフィシティーとは孤独なのであります。

詠める、

親が死に
猫だけが知る
本音かな

飲んで飲んで
孤独極まれり
枯れ背中

 

 

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デッキー401に来ております!小中高とわたしの遊び場として最高の経験を与えてくれた思い出の場所です。
ここには小学生の頃に書いた家から見える風景が描かれています。

近隣の小学生たちへテーマが言い渡され書かされたものでもあります。ふつうにクールベのような超絶技巧を
駆使して写実に書くこともできたのですが、あえて絵画のメディウムが浮き立つよう意識して描いたことを
記憶しております。おそらくその記憶は改竄されたものである可能性が高いとは思っておりますが。

この絵画を上げることで家の位置が特定されてしまうかもしれませんが、まぁ、実家だからいいか、と思っております。

さて、デッキーといえばやはり、中学受験直前に行われた鬼ごっこでしょう。商業施設と人がいる中で行う
鬼ごっこは最高に面白く極めてスリリングでした。

本屋で本がたくさん積まれたテーブルを囲いながら、店員さんに迷惑をかけないよう走らず、
早歩きするも、やはり、やばくなると全力疾走、ゲームセンターからウオロク、トイザらス、駐車場と、
ありとあらゆるところを駆け回りました。エレベーターの逆走、エレベーターの途中乗り換え、最高の
遊びでした!今ならツイッターにあげられ人生を棒に振っていたでしょう。

罰ゲームが、お世辞にもあまり好みとはいえない子のリコーダーを舐めるといったものでしたので全員ガチ
本気の殺し合いでした。だからこそ、クソ面白いわけです。時間制限1本勝負、なんとか逃げ切れました。

しかしながら、後日学校へ通報。受験直前にかなり叱られメンタルをやられました。

わたくし、他の友人とは異なり新潟で1番の進学校(通称ケンタカ)に行くつもりでしたので、内申書という制度のもと、
わたしの人生は終わった、かに思われましたが、なんと、仲間たちが自分のこと、すなわち、いっちーは嫌々参加していた、
と口を合わせて守ってくれたのです。囚人のジレンマなんてクソくらえです。

もちろんわたしが一番ノリノリだったのですが、つくづく真の友情というものに助けられました。

そのおかげもあり、無事受験を乗り切ることができました。彼らはわたしの背中にしっかりとのっています。
今のわたしがあるのも彼らのおかげなのです。

真の友情を育んだ仲間たちとは、今でも帰省するたび、酒を酌み交わしております。 …と言いたいところですが、
今ではもちろん、皆さんと同じように音信不通なのであります。隠して、われわれは年をとっていくのです。

詠める、

デッキーで
やった鬼ごが
ケンタカに

親友と
呼び合う中も
音途絶え

罰ゲーム
リコーダー吹く
泣きながら

 

 

 

 

この日の活動の記録写真が、たぁ〜っくさん!とてもよい写真がありますので、ぜひご覧ください!(^-^)

グーグルフォトで恥ずかしい写真も共有中!?

 




Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい

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