まさに、あの番組で見たようなエネルギーがこのまちには溢れています。まちが宝石のように輝いているのです。いるだけでテンションが上がりますし、眺めているだけで時が経つのを忘れます。

上海といえば、上海ルージュ、ラスト上海、ジャスミンの花開く、などしばしば映画の舞台として有名な地です。

こんな雅な異国情緒あふれるまちでチャン・ツィーのような女性とロマンスがしてみたいものだ、と思っておりましたら、ピーピーピーと警笛が聞こえてきます。どこかで事件かな？と思っていると、警察がこちらの足元に近づいてきます。

その時、わたくし、自分が塀の上から夜景を見ていることが注意されていることに気づきました。

パッとすぐにおり、ドゥブチ、と謝りかけましたが、海外では変に謝らない方がいいということを聞いていたので、わたしは悪くないんだと堂々と何言っているかわからない、ジェスチャーをしてみました。しかし、これもやり過ぎると捕まってしまいますし、こんなところで捕まってしまっては旅程も台無しになるため、急に怖くなり、へこへこと頭を下げようとしましたが、安易に下げるわけにもいかないため、無言で、首をチキンのように突き出したり、引っ込めたりをしてしまいました。

こいつは何を言ってもダメだ、と思われたのか、軽く何か注意されただけで、おとがめなしでした。ピーピーキャンディーを食べていなくて本当に助かりました。

もし食べていたならば、外灘の川にわたしのお昼に食べた麻婆豆腐が流れていたかもしれません。

詠める、

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外灘や
五彩の絢爛
沸騰す

ピーピーピー
長渕剛
外灘す

綺羅綺羅と
光の魔都の
七変化

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