藝大生の泣いても笑ってもな、ありのままの自分を世界に叩きつける4年間の集大成をお披露目する場です。

意外に思えるかもしれませんが、上野の旦那衆は卒業制作展をご覧になってはいない方が極めて多い状況があることが判明し、急遽、ご案内をさせていただきました。

上野の旦那衆は日々のお仕事で忙しく、藝大生は日々の制作で忙しく、双方接点がゼロというのは極めてもったいない話です。時折、藝祭で一瞬交流が生まれますが、それも特段長続きするわけでもなく、ご縁をたえず育んで行くシステム的なものが必要な気がしております。藝育会がそうしたきっかけをいくばかりか作っていけるような団体になれればと思います。

アーティストは自分のため、旦那衆も自分のため、双方が自分のためのメリットを考えた時に、チームで動いた方が相乗効果があるよね！というようなムーブメントになれればと思います。

さて、ご案内しましたところ、早速、旦那衆に変化がありました。「おれたちは、もっとやま（まちの方は上野の文化施設の密集する場所を山と呼びます。）に来ないとダメだ。山からまちへじゃないんだ。まずはおれたちが山に来ないとダメなんだ。暇があれば山へ行こう。」

パワーワードが生まれた瞬間でした。まさに教科書のような発想のコペルニクス的転回が目の前で生まれる瞬間を垣間見ました。わたし自身まちの方との付き合いが長いためか、山から人を連れてくることばかり考えていたので、わたし自身の固定観念に気づかされました。新しい環境、新しいもの、不思議なものを見ることで脳の抑制を外すことができるのかもしれません。

そのアイディアをビジネスに活かせれば、さらに素晴らしい流れになります。

打ち上げではツアーガイドの労いをしていただきました。

ツアー中、彫刻棟脇の卒業生たちの過去作品置き場を見ていただき、まちにアーティストの表現の場を増やすアイディアを考えていこうということで話はまとまりました。

頭で知ることと、現場を見ることとは雲泥の差があるね。この1年、俺の考え方にいい刺激をもらったよ。そうおっしゃっていただきありがたい限りです。

詠める、

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肉を持つポーズ

どこかで見たことある

藝育会

アーティストに

肉を食わせる会

旦那衆から教わる店は

どこもうまくて

リズナブル

シャー・アズナブル

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