Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

柴又帝釈天に行ってきました!


行ってきました!葛飾柴又!
 
たいしたもんだよ!カエルのしょんべん!みあげたもんだよ屋根屋のふんどし!
新潟市内の白山神社に生湯をつかり、姓は一ノ瀬、名は健太、人呼んで、フリチンのイチと発します。
 
コロナ騒動の最中、あえての逆張り!思い切って外出を敢行いたしました。いやぁ、空いてるのなんの!快適に柴又観光ができ、大変満足です。
 
日暮里から京成線に乗り、途中京成高砂で乗り換え、一駅で柴又!
 
 
駅のホームに殺人放火事件の捜査看板があり、治安の悪さをさっそく見せつけられました!
 
さて、駅を出るなりびっくり!寅さんとそれを見送るさくらの姿が銅像になって鎮座しておりました。私もこちらでバッチりポーズを決めさせていただきました。

そこが渡世人(アーティスト)のツレェところよ

 
…なぜか私のさくら的存在であるぶり子さんが、柴又でこのような格好で待機しておりました。GPSで私の位置情報が丸見えだからと言って先周りして待っていたようです。この格好で1時間待っていたとのこと。愛の力は凄いですね。
寅さんのような人間になりたいものですね〜!
寅さん、さくら像の足元には、山田洋次監督のメッセージや名シーンの一節が深く温かく刻まれています。
帝釈天の参道は、どこか、浅草や京都、金沢を彷彿とさせます。帝釈天は歴史的に上野寛永寺と江戸時代のはじめ頃と同じ時期に創建されているんですね。
参道には、美味しそうなお土産やさんがたくさん!どのお店も寅さんのポスターやサインを飾り、まち全体が寅さんでブランディングされておりました。
漬け物屋さんや佃煮屋さん、鰻屋さんに料亭など、たくさんございます。
寅さんのモデルにもなったとらやのお団子屋さんでひと休憩。ゆったりと店頭の商品をながめながら帝釈天に向かいます。
 
草団子、おいしかったです!寅さんがヒロインと話をしていると、頭がいっぱいで緊張していて、団子をいじりいじりして、全く作れないシーンがあるのですが、それを思い出しながら食べました!
 撮影に使われた階段もそのままです!
 
さて寅さん、寅さんと浮き足立っておりましたが、実はここ葛飾柴又は宮彫の聖地でもあります。私、こう見えて日本宮彫協会の理事をしておりますが、改めてこの帝釈天は本当に素晴らしいです。
日本宮彫協会:https://miyabori.com/
柴又帝釈天:公式サイト
帝釈天の鐘の前で、ここを名優・源吉(佐藤蛾次郎)や御前様(笠智衆)が通ったのかと思うと、感慨もひとしおです。
正直、なぜこの帝釈天が国宝になっていないのか、謎です。が!しかし、国宝になったら国宝になったで、これほど近くで見ることができなくなったり、管理も大変なので、重要文化財的なポジションにいるのがベターなのかもしれません。美的に優れた価値は本当に日本を代表する国宝レベルなので、騙されたと思ってぜひご覧ください。きっと脱糞すること間違いなしです!
ババーン!!!
素晴らしい宮彫の数々!!!日本の宝がここにあります!しかも、こんな近くで見れちゃいます!!!
しかし!これはまだまだ序の口です!実は私、ここで大変満足をしていたのですが、いや、お恥ずかしい限りです。実は、帝釈天堂にまだまだすごい奴があるのです。
門横にあった寅さんおみくじ。寅さんのBGMの本当にでだし部分が永遠にループのように流れていました。せめて歌詞の部分もちょっと流れてくれればいいのに!W
本堂の周りには、十二支が刻まれた宮彫がありました。

ネズミ!

ウシ!

本堂にお参りをして、ぐるっと周囲を歩いていると、彫刻ギャラリーなるものがあります。
入館料は、大人400円、小人200円です。これでお庭も入場することができるとのこと。試しに入ってみるか!
結論から言えば…
めちゃよかったです。。。
 
 
 
コロナショックで、日本を代表する宮彫が見放題で、大変楽しく堪能させていただきました。
 
 
次のブログで、彫刻ギャラリーの詳細をお知らせいたします。
続いては、江戸川の矢切の渡し、寅さんミュージアムへと向かうのですが、それはまたさらにその次のお話です。
 
詠める、
===
 
柴又や
源吉御前
鐘霞む
 
 
#億葉集 #男はつらいよ #渥美清 #寅さん #帝釈天 #柴又 #宮彫 #江戸 #木彫り #近世彫刻
 
 

Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA