Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

藝祭100年の歴史展:展示経緯について

展示メンバー大集合!

展示メンバー大集合!

いよいよ明日から展示が始まります!

昨年の9月くらいから準備を始め、半年近くが経ちます。

個人的に藝祭の歴史をアーカイブしておりましたら、総合芸術アーカイブセンターにヘッドハンティングされて関わることが始まりました。

学芸員の資格を持っている自分ですが、ひとつの展示ができるまでの過程は講義で聞くのと実際に見てやってみるのとでは大違いでした。

まずもってひとつ例を挙げるならば、イラレ・フォトショのスキルです。これがなければ展示はできません。というのも、パネルを作成するからです。そして、パネルそれ自体を買わなければなりませんし、大出力のプリンターの操作もできなければなりません。保管の場所や定規、ハサミ、ノリなども必要です。何より、その文章を書かなければなりませんし、その文章のソースの出典も記載しなければなりません。

ひとつのパネルの裏にどれだけの時間とコストがかけられているのか、肌身に沁みて知ることができました。

そして、場所を借りる申請や諸々の申請許可など膨大なタスクを分けて、ひとつずつクリアしていくわけです。

寄贈資料、返却資料、エクセル入力、図書館からパンフを借りてきてスキャンする毎日。商店街の方々からも貴重な資料を貸していただきました。そして、ご多用中の中、インタビューもたくさんの方にさせていただきました。本当に生の地で、声で語られる言葉というのは最高に勉強になります。お金をもらいながら勉強をしてとてもありがたいと何度も感謝しまくりました。

私が一番今、世界で一番藝祭に詳しい人間であると確信するくらいに自負しております。それくらい読み込みまくりました。
月が綺麗ですね〜

月が綺麗ですね〜

しかし、そうして読み込みまくった資料も本番の展示で浸かるのはごく一部なのです。スペースや特殊用紙の枚数、人員の数など諸々の制約を美に変えていく作業はとてもクリエイティブでした。

逆境や弱点をチャンスに変える躍動的な瞬間が500回くらいありました。展示場所の制約は極めて強く、そうしたハードルを少しづつクリアしていき、今日があるわけです。

陳列館というと、いつもしょっぱいイメージの展示しかやっていないと思われますが、今回の展示は近年稀に見る極めて優れた陳列館展示になっていると思います。

ひとつのれ展覧会ができるまでにどれほどのその背後で人が動き、汗水を書いているかとても勉強になりました。今年、修士で藝大を卒業するにあたって、最後に展覧会企画運営に携われたことはとても幸せです。

水準器を使ったり、マスキングを使ったり、マケットを運んだり、トン車を使ったり、教材係から、長机を21脚も借りたり、イーゼルを借りたり、プレスリリースを書いたり、パネルの全文章を書いたり、そしてそれを修正してくれる仲間がいたりほんのちょっとの些細な言葉遣いで何度も揉めたりwと実に多くのものを学べました。

機材チェックも忘れてはなりません。ピクチャーレールの釣り方、そして、博物館実習で習った照明のハニカムスキルが、この展示で役に立つどころか、変に変な知識をひけらかしてしまったため、照明作業の進行を一時間くらい遅らせてしまいましたwとはいえ、照明を自分たちでつけるときに、博物館実習をやっていてよかったなぁと思いました。薩摩先生が一度やっておくことは忘れても、ちょっとやれば思い出すから、やることがあるんだと、いうことは心理でした。

正社員になったことのない自分ですが、おそらく、このようにして、職場に入ることでその分野のノウハウを吸収して、自立していくのだなと思いました。もっとイラレを頑張りたいなと思いました。

藝祭!宮田学長のご揮毫です。

藝祭!宮田学長のご揮毫です。

そして、特殊な高い紙の印刷を楽しようとして、5枚無駄にしてしまったことも勉強になりました。そのおかげで一枚一枚しっかり出力して確かめる癖がつきました。まずはテストをして、用紙サイズに合わせて、印字領域を拡大して、プリンターを給紙、手差し、にするなど、細かいテクニックをこの期間に膨大に盗みました。

自分が適当に言ったアイディアが同僚に気に入られ作成した金の同声会バッチはマジで神モンだと思います。

パネル切りのテクニックもマスターしました。本当、それでアルバイト代がいくばかりかでながら、学べるって本当に素敵な職場だと思いました。やりがいのある仕事につけてお金をもらえることほどこの世に素敵なことはないのではないでしょうか。

今日はこれまでの展示で思ったこと、学んだことをつらつらと書いてみました。

明日は、受付の暇な時間を有効活用して、実際に藝祭をアーカイブしてみて思ったことなどを画期たいと思います。それではみなさん、明日会場でお会いしましょう!

おやすみんコフスキー粒子!

越後スター・いっちー

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