Renaissance Man

とにかく、あれこれやってみる。

上野の行きつけの某有名なお寿司屋さんで今年2度目の豪遊


 

上野の行きつけの某有名なお寿司屋さんで今年2度目の豪遊をさせていただきました。

前回、某旦那衆の方のひとりが金に糸目をつけない遊び方をしたため、店員の方にもはっきりと覚えられておられました。

席に着くなり、大トロ10貫、ウニ10貫の圧巻のお寿司の嵐に、わたくし、つい、ここはすしざんまいですか!?と口走ってしまいました。新潟県民なら誰しもが知っている車の嵐といえば場ももっと盛り上がったのかもしれません。

 

アーティストのひとりがしばしば、ここのお寿司屋さんがお気に入りで来るそうですが、前回来た時には大トロ一貫を頼み、彼女さんとで二等分に分け、米がトロトロになるまで十分に咀嚼し、彼女と見つめあいながら味わったそうです。

わたくしも嫁と前回来た時には同じように大トロを一貫のみ注文し、ふたつに分けて美味しくいただきました。わたしはネタの方を、嫁はシャリの方を担当した点が、諸々半分にした先のカップルと大きく異なる点だったのかなと思います。大トロをおいしく夫婦ふたりで仲睦まじくいただきました。ちなみに、なぜわたしのみが大トロを食べたかと言いますと、アリストテレス曰く、1番いい音が鳴る笛はその能力を存分に引き出す力があるもの、またはその能力を1番感じることのできるものが使うべきだという考えがあるためです。わたくしの方が嫁よりも回らない寿司の味がわかるため苦渋の選択をせざるを得ませんでした。

閑話休題。なんと普段なら夫婦ふたりで分け合いっこする大トロを!なんと!ド貧乏過ぎて土瓶蒸しができてしまうくらいのアーティストが!しかも!ウニとダブルで食べるという!アートワールドならぬ、寿司ワールドの冒涜的・贅沢の極み的な食し方をしておりました。

そのコメントは、この味は、一生、忘れない、と涙を浮かべておりました。わたしもその涙を見てほろり。

上野・湯島にはまだまだこうした人情味のあるエピソードがたくさんあるんですねぇ。

 

詠める、

大トロと
ウニを合わせて
目から海

大の大人
40代、50代の
おっさんたちが
アワビを割り箸で
弄りながら
下ネタを2時間
いうだけの会

#億葉集 #お寿司 #大トロ #ウニ #上野 #湯島 #藝育会

Culture You!あ~、世界ってほんと美(たの)しい







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