7年に1度のご開帳!
本日はマンガをお休みして、山梨岡神社よりリポートいたします。
昨年の富士吉田市の火祭りの際に、とある縁から山梨の神社に興味深い神様が祀られているという情報を入手しました。
それは”キ”という神様で一本足の特徴を持つ、古代中国の偉人に由来する神様だというのです。昨年の秋には拝観することはできなかったのですが、そこにいらっしゃったおばあさんがなんと宮司のお母様で、宮司さんを待ち、その”キ”の神様の由来を詳しく説明してくださいました。
聞けば、なななんと!来年(今年)がちょうど7年に1度のご開帳の年であるというのです。これは!運命!行かねば!なるまい!とその時、iPhoneのカレンダーに”キ”という文字だけを入れておりました。
最近になって、「芸祭100年の歴史展」でつきっきりで全くスケジュール管理ができずてんやわんやの怒涛の春休みが全く休めないままに終わりを迎えようとしており、卒業式も謝恩会も、常に展示のトークイベントのことで頭がいっぱいで全く落ち着くことができず、本当、マジで、俺、業界人並みだなwと若干の優越感に浸りつつも、やっぱ休みがないのは、俺らしくないので、なんかしっくりこないままに、入学式をアレヨアレヨと言う間に、翌々日に控えてしまっていたわけです。
毎日、カレンダーに従って展示のタスクを管理していたので、何かやることがあれば、とりあえず、すぐにカレンダーにタスクを記入するということが癖になっており、朝起きて、今日やるタスク・スケジュールをチェックするのですが、あれ?4/4日ってもう展示、終わってんじゃね?なんか予定あったっけ?となったわけです。
カレンダーを見てみると、”キ”と書いてあるのみです。これは?一体なんなんだ?と、キチガイの、キ?と何やらわからぬ予定をデリートしようとしましたが、なんかひっかかると考え続けておりましたが、さっぱり、浮かばず、やっぱ、誤入力か、と思っていた矢先、知人から連絡が入り、山梨岡神社に行かないか?という旨のメッセージが届き、私はハッとしました!そうです、昨年の火祭りの時についでに寄った山梨岡神社の、7年に1度のご開帳である”キ”の神様の”キ”だったのです!
そこで、早速、春休みの全く取れませんでした、ぼくちんのささやかなたった1日の春休みを過ごすべく、本日、急遽、爆速で、私、山梨まで旅立ったわけでございます!
以下は、そのレポートをご紹介!いやぁ、たった1日の春休みでしたが、楽しかったです。もっと、も〜〜〜〜っとのんびりしたいなぁ。
これが伝説の”キ”の神様です!
日本で唯一、ここの神社だけが祀っている神様です。こんなある意味でレアな神様なのですが、なななんと、水木しげるの妖怪大全には、載っているんですねぇ。ほんと水木しげる先生はすごいっす!
そういえば、お腹が減ってきました!
何か、後ろに変なものが写っておりますが、気にしないでください。おそらく、現地の方かな。ひょっとしたらテレ朝系テレビドラマ「相棒」の門脇さんでしょうか?
たった1日しかない春休みでしたが、とても素敵な時間を過ごせました。明日から新生活、また諸々の諸手続きなどありますが、のらりくらりと記入していきたいと思います。
1月から、すでに3分の1が終わりました。1年なんてあっという間、7年もあっという間、人間の人生なんてあっという間、今日はお神楽を聞きながら、戦国の武田信玄のことを夢想していました。戦国の英雄が腰かけ聞いたかもしれない神楽、今も変わらぬスピードでのんびりと、極めて亀のようにスローテンポで受け継がれていました。
東京に買ってくるなり、人は足早にエスカレーターを上っていました。私たちは、時折、地方に行って、植物や動物に触れて、身体の参勤交代を行わなければならないのかもしれません。
7年に1度のご開帳、見ることができてとてもありがたかったです、今日も貴重な経験ができました。人間はやはり、貴重な経験をするために生まれてきたのでしょう。素敵で幸せな経験をみんなと共有することにこそ人生の生きがいもあるものです。
あ〜、楽しかった!次は御柱祭にいきたいと思います!
追記 本日、先の現地の人たちが駅まで見送りに来てくれた折、アドバイスをくれました。聞けば、彼らはなんとブログを読んでくれているとのことでした。山梨にまで自分のファンがいることがとてもうれしかったです。彼ら曰く、自分はマンガよりも文章の方が面白い、と言われたのが地味にショックでした。自分としてはマンガの方がよっぽど面白いと思っているので、彼らの忠告にめげず、これからもマンガを描いていこうと思います。
越後スター・いっちー
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